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女性が実印を作るタイミングとは...?

女性の方が実印を作るタイミングは、いつが一番多いのでしょうか?
「必要になったら作ればいいんじゃないの...?」
確かに必要になったら作ればいいという意見もあります。実印は使う機会が少ないですからね。
しかし、女性には実印を作成するのに適したタイミングが2回あります。
それは「結婚時」「就職時」。
実印が必要になるタイミングは様々。遺産相続、自動車購入時、不動産の取引、公正証書の作成などなどいろいろなケースが考えられます。
逆に言うと、こういった場面でしか実印を使うことはあまりありませんので、実際に必要となって慌てて作るという方が多くいらっしゃるのです。
しかし、実印は、結婚や就職前などの十分に時間が取れる時に作っておくことをおすすめします。というのも、慌てて作ってしまうと、様々な問題が発生してしまう可能性があるからです。
Yahoo!知恵袋にこんな投稿がありました。
契約に実印が必要になり、まだ印鑑登録をしていなかったので小さなお店で注文しました。
とにかく急ぎだったことと、引越し間近でお金もかけたくなかったので、実印として認められる一番安い印鑑を作って欲しいと念を押して注文しました。
注文時に、素材や形やサイズなどを選んで見積も出してもらいました。
出来上がりを楽しみにしていたのですが、連絡もらってお店に代わりに取りに行ってもらうと、注文したものと違うものが出来てました。
正確には、手彫りになっただけなので素材や形は同じみたいです。
ただ、一番安いのをお願いしたのですが…予定のものより1500円ほど高い物でした。
参照元URL:
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa
/question_detail/q10142315250
この女性は、注文したものとは違う実印が作成されてしまった上に、予定の予算を1500円もオーバーしてしまったようです。
実印は、使う機会が少ないために、一回作ったものを一生使う方が多いです。
また、一度印鑑登録をしてしまうと、後から他の印鑑に変えたいとなった場合、役所で登録変更手続きしなければなりません。これはなかなか面倒です。
他にも、近所のはんこ屋さんで、三文判(100円ショップでも購入できる安い印鑑)を買い、実印登録するような方もいらっしゃいます。三文判は大量生産されているので、書体やサイズが全て同じ。そのため偽造されるリスクがとても高く大変危険です。
実印は印鑑の中で、もっとも法的効力が強い、そして一生物の印鑑です。
前もって時間をかけて選ぶほうが、セキュリティの面でも安全ですし、気に入った素材や書体をゆっくりと選べるという意味でも推奨します。
それでは次で、なぜ結婚と就職がおすすめのタイミングなのかを説明していきます!
結婚時

女性の人生絶頂期といえば、「結婚」と答える方が多いと思いますが、結婚は実印を作るタイミングとしても適した時期と言えます。
というのも、女性の多くの方が結婚後に苗字が変わるからです。
実印というのは、偽造防止の観点からもフルネームで登録することが多く、結婚前の苗字で印鑑登録をしていた場合、苗字が変わった後に登録変更手続きをしなくてはなりません。
実印は、名前(ファーストネーム)のみでも印鑑登録できるので、名前のみで実印を作成しているなら結婚後に名前が変わったとしてもそのまま使うことができます。そのため、結婚前の女性は名前のみで実印を作成する方も多いです。
しかし、結婚の前までに実印を使用する場面がないのであれば、結婚後に旦那さんと同じ名字で実印を作ることがおすすめです。
実印は大事な契約ごとに使うものなので、自分の分身であるとよく言われます。その分身である印鑑の印影が名前のみだと、離婚して再婚しても使えるものになってしまうので、夫婦としての運気が安定しないという見方があります。
もし、結婚前のフルネームで実印を作成した場合は、結婚後に登録変更が必要であり、お金・時間が余分にかかってしまうことになります。
こういったことを避けるためにも、結婚を機会に愛する旦那さんと同じ名字の実印を作るのがおすすめです。
就職時

女性・男性に関わらず、就職は実印を作るタイミングに適しています。
というのも、実印を使う機会というのは、社会人になってからがほとんどだからです。一社会人として、親元を離れて、自分の人生にとって大事な契約は自分自身で決められるように実印を持っておくべきという考え方もあります。
例えば、マイカーがほしいと思った時に、車の購入には実印が必要になりますので、事前に用意をしておかなければなりません。
就職は実印を作るのに絶好のタイミングと言えます。
未婚女性が就職時に実印を作る際に、おすすめしたいのが、先ほどもお話した通り、「実印を下の名前だけで作る」こと。
実印はフルネームで作らなくても大丈夫でして、苗字だけ、名前だけ、このどちらでも印鑑登録することができます。
女性が結婚前に実印を作る際に、下の名前だけで作るメリットというのは、結婚で苗字が変わった場合でも、登録変更手続きをしなくてすむという点。
今、結婚を考えていないという方でも、将来結婚する際に、登録変更手続きをしなくてすむように、未婚女性は下の名前で実印を作成するという方法がおすすめです。
ポイント①:
女性が実印を作るタイミングは、「結婚」または「就職」が良い!
女性用実印は「細篆書体」がおすすめ!

実印を作る際に選ぶポイントとして、「素材」や「サイズ」がすぐに頭に浮かぶ方が多いと思いますが、「書体」も非常に重要です。
「書体なんてどれも一緒じゃないの?そもそも誰もそんなとこ見ないでしょ...」
確かに、書体は一見どれも同じに見えますよね。書体なんて誰も見ないよと思われるのもわかります。
例えば、習字などでよく書かれている「
はんこに使われる書体として、「
ただ、実印の書体選びには
- 安全面
- 印象
この2つのポイントに注意しながら作成する必要があります。これらの注意点を踏まえた上で、女性にぴったりの書体について見ていきましょう。
安全面

実印を始め、証明印というのは、偽造され、悪用されると大変なことになりますので、複製しにくい書体が一般的に好まれます。
そこで、実印書体としてよく使わるのが「
次に、印象についてです。
印象

一般的に、細い線のほうが、すっきりと美しく印象を与えるので、女性に好まれることが多いです。
そこで、女性が使う実印に最もよく使われているのが、「
この「細篆書体」、その名の通り、線が細い篆書体です。
すっきりと柔らかい印象をあたえる上に、可読性が低いため、偽造防止の点からもとてもおすすめです。
さらに、別名「
これから実印を作るという女性の方は、名前を「細篆書体(太枠篆書体)」で彫刻してみてはいかがでしょうか?
ポイント②:
女性におすすめの実印書体は、「細篆書体(太枠篆書体)」
女性に適した実印のサイズは2つ

女性が実印を作る際に適した印鑑のサイズ(太さ)があります。
それは、「13.5mm」もしくは「15.0mm」です。
なぜなのか?説明いたします。
そもそも女性が印鑑を作る際に、男性よりも小さい印鑑で作るという傾向があります。
これは、昔からの慣習によるもので、夫婦で実印を作る際に、妻は夫よりも小さい実印を持つことで夫を立てるという意味を持つからです。
また、女性は男性に比べて手が小さいので、小さい印鑑のほうが使いやすいとうのも一つのポイントです。
比較的小さい印鑑を使うことで、控えめでおとなしい印象を与えられるという意見もあります。
では、なぜ「13.5mm」もしくは「15.0mm」なのか?
一般的に、印鑑通販サイトに売っているはんこというのは、10.5mm~24.0mmのものばかりです(サイズの間隔は1.5mm刻み)。
このうち18.0mm以上のものは、法人用の印鑑としての需要がほとんど。
つまり、個人用の印鑑として用いられているのものは、10.5mm~16.5のものが多いです。
さらに、実印のサイズ選ぶ際には、もう1つポイントがあります。
それは、「実印は銀行印や認印よりも大きいサイズのもので作る」という点。
通常、個人がもつ印鑑として、「認印」、「銀行印」、「実印」の3点があり、そのうち最も重要である実印を大きく作り、次に「銀行印」、「認印」といった順に、小さいサイズで印鑑を作る傾向があります。
このことと、「女性は男性よりも小さいサイズで印鑑を作る」、「個人用印鑑のサイズは10.5mm~16.5mm」ということを合わせて考えると、必然的に印鑑の「認印、銀行印、実印」のサイズの組み合わせは以下のようになります。
認印 | 銀行印 | 実印 |
10.5mm | 12.0mm | 13.5mm |
12.0mm | 13.5mm | 15.0mm |
以上のことから、女性用実印のサイズは、「13.5mm」もしくは「15.0mm」が多くなります。
あとは、自分の手の大きさや持ちやすさなどでどちらか選ぶといいでしょう。素材によっても持ちやすいサイズは変わってきます。
個人的には、耐久性の観点から、より太い15.0mmの印鑑おすすめです。
ポイント③:
女性は、「13.5mm」か「15.0mm」の印鑑で登録しよう。
フルネーム?下の名前?どっちで作るべき??

女性が実印を作成する際に注意しなければならない、「フルネームで作るべきかどうか」。
実印は、フルネーム、下の名前だけ、どちらでも登録できるのですが、偽造・複製を未然に防ぐためにも、フルネームで作っておいたほうが安全と言えます。
ただし、女性の場合は必ずしもそうとは言い切れません。
というのも、女性は結婚によって苗字が変わる人がほとんどだからです。結婚前の旧姓で登録した印鑑は、結婚後に苗字が変わってしまった場合、証明印として効力を発揮しなくなってしまいます。
その時は、新しく印鑑を買って登録しなおさなくてはいけなくなります。登録にはお金と時間がかかりますので、近い将来結婚を考えている女性の方は、下の名前で実印を作成したほうがいいでしょう。
あらかじめ、下の名前だけ彫られた印鑑を登録しておけば、結婚後に苗字変わってしまっても実印を登録し直さずに済みます。
ポイント④:
基本は「フルネーム」。近い将来結婚する場合は、「下の名前」がおすすめ
女性に人気の実印素材とは?

実印を作る際に、みなさんが一番悩まれるのが、「印鑑の素材」ではないでしょうか?
印鑑の素材は「見た目」はもちろんのこと、「捺印性」、「価格」といった様々な面に関わってきます。
女性の実印には、いったいどの素材がおすすめなのでしょうか?
上品で美しい印材「琥珀」

琥珀とは、オレンジ色のマーブル模様が入った水晶のような見た目の印材。
一見、石材のように思われますが、その正体は、長い年月をかけて堆積した樹脂です。
天然物の琥珀は耐久性が低く脆いため、人口樹脂で加工されており、硬度を高めて作られています。
その見た目はまるで宝石のよう。温かみのあるボディが優しい印象を与えるため女性の方の印鑑にピッタリと言えます。
ただし、琥珀は高級印鑑素材として有名。10,000円以上するものも少なくありません。
「実印とは言ってもあまりお金はかけられない...」
という方には、次の「
低価格ながら耐久性の高い材質の「彩樺 」

木材といっても、高圧加熱処理が施されており、耐久性は十分に高いのが特徴です。
見た目がとても美しく、キメ細かい木目とても味わい深い印象を与えます。
彩樺は、値段もお手頃ですし、「琥珀は高くてちょっと手が出せない...」という方には、おすすめの印材です。
実印に必要な要素が揃っている「オランダ水牛」

別名:白水牛とも呼ばれており、黒水牛とよく対比されることがあります。
角素材ですので、耐久性が高く、天然物の模様が一つ一つ違っていて、デザイン性の高い印材。価格は、琥珀と彩樺の間といった具合で、比較的手に入れやすいです。
ポイント⑤:
女性に一番人気の印鑑素材は、「琥珀」。コストパフォーマンス重視、という人は「オランダ水牛」や「彩樺」もおすすめ。
ひらがなの名前の私はどうすればいいの...?

女性の方は、男性に比べて、「ひらがな」の名前の方が多いですよね。
そこで抱く疑問がこちら。
実印はひらがなでも登録することができるの...?
結論からお伝えすると、全く問題ありません!
実印は、ひらがなでも印鑑登録することが可能。もちろん下の名前だけでも大丈夫です。
ただし、ひらがなで登録することができるのは、ひらがなの名前の人のみです。逆にひらがなの名前の人が当て字の漢字で作成された印鑑を登録することもできません。
というのも、実印として効力を発揮できる印鑑というのは、住民票に登録されている名前と一致するもののみ。異なる文字で作成されている印鑑は認められないからです。
また、ひらがなの方は特にフルネームで登録することをおすすめします。というのも、ひらがなの方は、漢字の方と違い、文字のパターンが一つとなってしまうので、比較的複製されやすくなってしまいます。
万が一のことも考えて、フルネームで作られた印鑑を用いましょう。
ポイント⑥:
ひらがなの方はひらがなで、漢字の方は自分の正しい漢字で実印を作るようにしましょう。
コラム①:人気上昇中!おしゃれ印鑑特集

今、かわいくおしゃれなはんこが、密かにブームとなっています。ネット通販サイトのなかには、女性向けのかわいい印鑑の販売に特化したページを作っているところもあります。
ここでは、具体的にどういった印鑑が販売されているのか、大手印鑑通販サイト「ハンコヤドットコム」と「はんこプレミアム」を例にとって紹介したいと思います。
ハンコヤドットコムのおしゃれはんこシリーズ
印鑑販売大手ハンコヤドットコムは、女性向けのおしゃれなはんこ用のサイトを一つ持っているほど、力を入れています。実際に見てみると、ハローキティとコラボした、「キャタクターはんこ」、本物の和紙を用いた「和風はんこ」など、おしゃれな印鑑がたくさんそろえられています。
なかでも、実印に適した女性用印鑑として、スワロフスキーや宝石などが埋め込まれたおしゃれ印鑑がありました。
例えば、一番目を引くのが、スワロフスキーが埋め込まれた「スリーストーン黒水牛」。一般的に男性に人気の黒水牛印鑑にスワロフスキー埋め込むことで、一気に光り輝く女性にぴったりのおしゃれ印鑑となっています。
他にもパワーストーンのオパールが埋め込まれた、「京都オパール印鑑」など美しい印鑑がたくさんそろえられています。気になる方はぜひチェックしてみてください。

はんこプレミアムの水晶・宝石印鑑シリーズ
大手印鑑サイトはんこプレミアムには、水晶や宝石といったパワーストーンを加工して作られた、美しい印鑑がたくさんあります。例えば、紅水晶とも呼ばれる「ローズクォーツ」は、女性に大人気の印鑑素材。優しいピンク色の透明なボディが心を癒してくれます。
「ラピスラズリ」は、濃紺のボディに金色のラメのような模様が散りばめられており、まるで星が輝く夜空を1点に凝縮したような見た目をしています。ジブリ映画「天空の城ラピュタ」の飛行石の素材としても有名です。

また、水晶・宝石印鑑の特徴としてあげられるのが、次に説明する「開運効果」です。
コラム②:開運効果のある印鑑をご紹介!

女性の方の中には、実印を買う際に、印鑑そのものの開運効果を気にされる方もいらっしゃいます。
実印は、自分の分身と言われるぐらい大事な印鑑。その実印に使われる素材に、運気があがるものを選ぶことで運気を上げることができると言われています。(信じるかどうかは、あなた次第ですが...)
まず、よく開運効果があると言われているのが、
その薩摩本柘を実印に用いることで、自然の生命力や活力を自らに取り込むことができると言われています。
他に開運効果があると言われている素材が、先程も紹介した水晶・宝石印鑑です。
例えば、「ローズクォーツ」であれば、恋愛運上昇効果があると言われています。女性の美しさや若さを保ち、心を癒してくれる効果があるそうです。
「シトリン」は別名:黄水晶と呼ばれる素材。「太陽」に例えられるほど、明るく輝く見た目をしており、活力やエネルギーを与えてくれると言われています。
金運、結婚運を高める効果があるらしいので、女性にはぴったりの印材と言えます。
人生うまくいかないなぁ...と思い悩んでいる方は、開運効果のある実印を購入してみてはいかがでしょうか?
いかがでしたでしょうか?
女性の方は男性に比べて、実印を作成を作る際に押さえるべきポイントが多いです。ですが、以上紹介した、6つのポイント、
- 最適なタイミングは、「結婚」または「就職」
- おすすめの書体は、「細篆書体(太枠篆書体)」
- 適したサイズは「13.5mm」か「15.0mm」
- 基本は「フルネーム」。近い将来結婚する場合は、「下の名前」
- 素材は「琥珀」「彩樺」「オランダ水牛」がおすすめ
- ひらがなの方はフルネームで作る
最後に、女性が実印を作成する際におすすめの通販ショップを1つご紹介します!
実印を買うのにおすすめなお店

実印を買うなら、ハンコヤドットコムがおすすめ!
出荷実績40万件という実績を持つハンコヤドットコムは、業界トップも名高い最大手印鑑通販ショップです。
社内に印影デザイナーが多く在籍しており、注文を受けた実印に対して、一つ一つ印影を一から作り上げていくので他人のものと被ることがありません。実印として安心して利用できます。
また、女性のためだけの専用サイト「キレイはんこ」を特別に用意しているのも大きなポイント!
女性限定のカラフルプリズムチタンや、宝石やスワロフスキーのクリスタルガラスが埋め込まれた特別な印鑑など、ハンコヤドットコムだけの商品ばかり。
個人的には、天然石や水晶が埋め込まれたジュエルズチタンがおすすめです!スタイリッシュで美しい印鑑で、大人の女性にぴったりのはんこだと思います。
印鑑通販ショップをまだ決めかねている方は、ぜひ一度「キレイはんこ」をご覧になってみてください。