【実印素材の王様】『象牙』で印鑑を作る

定番の素材「象牙」の特徴

画像:定番の実印素材「象牙」の特徴


実印の印材として、大変人気の素材が「象牙」です。

象牙はワシントン条約により、輸入規制されており、希少で大変高価なものです。昨今は良質な象牙が非常に少なく、価格も高騰しています。

今回は、印材としての象牙の人気の秘密を探ってみましょう!

象牙の性質と特徴

象牙が人気の理由はその性質や特徴にあります。

まず、摩耗にとても強いこと。象牙は中心部分に近いほど繊維のきめが細かく緻密になります。そのため、特に、芯持ちと言われる中心部分が印鑑を貫くように削り取られた象牙は、耐久性に非常に優れています。

また、芯持ちは1本の象牙から1~2本しか取れないので、希少価値も高い印鑑です。

芯持ちの象牙は究極の印材という人もいるほど、人気の高い素材。耐久性も申し分ないので、生涯のうちに一本しか作らないといわれる実印の素材としてとてもふさわしい印材です。

芯持ち以外の中心層を使った場合、その緻密性はやはり若干低くなるものの、実用するはんことしては申し分のない性質・特性を持っているので、安心して使える美しい1本が作れます。

注意が必要なのは外皮層を使った印鑑。象牙は外側に近いほど繊維の緻密度も低くなり、質も落ちます。そこから削りだして作成した印鑑はいくら象牙といっても実印にはあまりおすすめできません。

品質はしっかり見極めて購入してくださいね。

その他に、ど真ん中の芯に対して直角に削りだした印鑑もあります。

これは最も希少性の高い象牙として知る人ぞ知る最上級のハンコです。

横目芯持ち象牙と呼ばれるこの印鑑は、その見た目から別名「日輪(にちりん)」と呼ばれています。

他の象牙との大きな違いは、木の年輪のような模様。濃い模様の入った象牙しか使えないことから、滅多に取ることができず、さらにそこから1~2本しか削り出せないという大変貴重な印鑑です。また、象牙のど真ん中を使用した印鑑ですので耐久性も抜群。

オフホワイトの艶やかな中に天然の模様が描かれていて、最高級品ならではの美しさが楽しめます。他の人と一線を画す日輪は高いステータスにもなります。

象牙印鑑は朱肉の馴染みも非常にいいので、押印したときの印影がとても美しい点も高ポイントです。重要な契約などに用いることの多い実印としてふさわしいといえるでしょう。

象牙は使えば使うほど光沢が出て美しく輝くという特徴があるので、自分らしさと品の良さが感じられる印鑑です。美しさと実用性を兼ね備えた象牙印鑑は、男性であっても、女性であっても一生涯使うことができる一本となります。

あらゆる角度から見て、最高級といえる印材なのです。
では、その価格についてはどうでしょうか?


象牙で印鑑を作るときの価格相場

画像:象牙の印鑑の価格相場


象牙は輸入規制されているため、その価格は年々高騰しています。ネット上の印鑑通販ショップでは、他の印章店に比べると非常にリーズナブルな価格設定となっていますが、それでも1万円以下はほとんどありません。

安いところで1万1千円前後から、芯持ちなどの最高級品では1本5万円以上するものもあります。

ここで、人気印鑑通販ショップのひとつ、はんこプレミアムでの価格をチェックしてみましょう。はんこプレミアムは、高品質の印材を低価格で提供している店舗です。

【並上 本象牙】
種別 10.5 mm 12.0mm 13.5 mm 15.0 mm 16.5 mm 18.0 mm
認印 ¥9,980 ¥12,800 ¥16,800
銀行印 ¥12,800 ¥16,800 ¥18,800
実印 ¥16,800 ¥18,800 ¥21,800 ¥23,800

【極上 本象牙】
種別10.5 mm12.0mm13.5 mm15.0 mm16.5 mm18.0 mm
認印¥12,800¥23,800¥29,800
銀行印¥23,800¥29,800¥33,800
実印¥29,800¥33,800¥39,800¥46,800

印面の直径が大きくなればなるほど、印材の量も増えますので、価格は高くなっていますね。また使用する象牙の質によっても、値段は大幅に変わります。

象牙の中で最上級といわれる「日輪」の価格についてもチェック。希少価値が高い日輪を販売している数少ない印鑑通販サイト、平安堂の価格を調査いたしました。

【日輪 本象牙】
種別 12.0mm 13.5 mm 15.0 mm 16.5 mm 18.0 mm 21.0 mm
認印 ¥77,976
銀行印 ¥77,976 ¥98,496 ¥141,588 ¥170,316 ¥215,460
実印 ¥98,496 ¥141,588 ¥170,316 ¥215,460

やはり、最高級の印鑑というだけあって、価格も最高級ですね。しかし、その分だけ持っている人も少ないでしょう。日輪の実印は持っているだけで高いステータスが得られ、周りからの印象も「こだわりがあって素敵」などと良くなるでしょう。

象牙の印鑑を購入するときに価格にばかり気を取られるのも危険です。安く購入できるに越したことはありませんが、その分品質が落ちているかもしれません。

象牙でハンコを作ろうと考えた場合には、いくつかの店舗の価格やその象牙のレベルをチェックしてから、オーダーすることをおすすめします。

【はんこプレミアム】
公式サイトはこちら


それだけこだわって作った実印・印鑑はできるだけながく使いたいですよね。そのためにもお手入れについて正しく理解しておきましょう。


ながく使うためにしっかり手入れをしよう

画像:象牙の実印をながく使用するための手入れ


ハンコのお手入れをしたことがありますか?

印材や書体などを一所懸命に検討しても、ながく、できれば一生涯使うことができなければもったいないですし、それが実印であれば、なおさら意味がありません。

使用したあとの朱肉の汚れを放っておくと劣化につながり、印面に負担をかけると欠けや印材のひび割れにつながります。 大切にながく使用できるようにお手入れと保管を怠らないようにしましょう。

特に象牙は、希少価値が高い高級品です。その素材の質を保ち、ながく使用できるようにするには、象牙ならではのお手入れの仕方があります。

使用中の注意

象牙は耐久性の高い素材ですが、やはり何度も押印していると、印面にはその分だけの負荷がかかります。

使い始めの時から、捺印マットを使用するようにして、印面にかかる負担を減らしてください。印面への負担が減ることで、割れる、欠けるなどのリスクを減らすことにもつながります。

象牙印鑑の保管方法

何度も言いますが、象牙の耐久性は実印として用いても申し分ないほど高いのですが、下記の3つについては弱く、その耐久性が落ちてしまいます。

  • 水分
  • 乾燥
  • 温度変化
保管する際には、湿度の高い場所を避け、温度が一定の場所に保管するようにしてください。

日本の夏は湿度が高く、冬は非常に乾燥しますから、長い間使っていない場合は、定期的に状態を確認するようにしましょう。その時に軽くお手入れするといいですね。

また、象牙はチタンなどと違い、虫に食われる可能性があります。保管する場合は印鑑専用のケースに入れてしまっておくようにしましょう。

象牙印鑑のお手入れ方法

象牙は水に弱いので、丸洗いすることはできません。いくつかお手入れの仕方がありますので、ご自分がやりやすい方法を選択してください。

1)ほこりを拭き取る
印鑑のボディにほこりが付着してしまった場合は、柔らかい布で軽く拭きましょう。

決してゴシゴシと強く磨いたり、硬いもので磨くようなことはしないでくださいね。 耐久性が高いとはいえ、象牙は大変デリケートな素材ですので、優しくお手入れしてあげましょう。

印面は名前が彫刻してあるため溝になっています。そこにホコリが溜まってしまった場合には、柔らかい歯ブラシでそっとホコリを取り除きましょう。 この場合も、硬いブラシではなく、できるだけ柔らかいブラシを選んでください。

もし心配であれば、印鑑専用のブラシも販売されていますので、それでお掃除をすれば破損の心配はありませんね。

また、その他にも練り消しゴムをはんこを押し付けてほこりをとるという方法もあります。象牙のお手入れをする場合はとにかく柔らかいモノを選んだ方が安心ということですね。

2)全体の汚れを取る
ほこり以外の汚れを取るには、柔らかい布だけでは取り切れないことがあります。 その場合は、中性洗剤を使ってお手入れしましょう。

水で薄めた中性洗剤を柔らかい布の先にちょっとつけて、汚れの部分を軽くふきます。きれいになったら、やわらかい乾いた布で中性洗剤が印材に残らないように、きれいに拭き取り、半日程度日陰干しをして完了です。

乾燥させる際は、直射日光は避けてくださいね。

3)光沢を出す
象牙の艶やかな光沢が消えてしまった場合は、ワックスを使ったお手入れのがおすすめ。

少量の白い色の光沢剤(ワックス)で磨いた後、柔らかい乾いた布でワックスが印材に残らないように、きれいに拭き取り、半日程度日陰干しをします。

象牙はお手入れをしっかり行えば一生使える素晴らしい印材ですので、ぜひ、愛情を込めてお手入れしてあげてください。

しかし、それだけ大切に使っていても「印面が欠けてしまった!」ということはありえますよね?そんな時は、ぜひ彫り直して使いましょう。


大切な実印は彫り直して使う

画像:象牙の実印を彫り直して使う


はんこは彫刻し直して使用することができます。結婚で名前が変わった、少しだけ欠けてしまったというような場合、新しく印材から用意して作り直すよりも、彫り直したほうが価格が安くなる場合があります。

また、ご家族の方の形見として、彫り直しをして使いたいという方もいらっしゃいます。

印材によっては、作り直しをしてしまったほうが値段が安いこともありますが、象牙は彫り直しをするだけの価値がある印材です。

印面のサイズが小さすぎると彫り直せませんので、彫刻し直すのであれば、実印として作った印鑑がいいでしょう。

完全に割れてしまった印鑑は彫り直しができない場合がほとんどですが、上部が小さく欠けた程度であれば、欠けた部分を削って印面を平にすることができ、彫刻し直すことが可能です。

彫り直しは下記の手順で行います。

コンディションのチェック
印材が彫り直せる状態であるかどうかを確認します。
面擦り(面丁)
すでに彫刻してある部分を整え直し、新たに彫刻できる状態にします。印材の長さは少し短くなります。
字入れ・彫刻
新たに使用する姓名・名前・姓で彫刻し直します。
仕上げ彫り
最終的に彫った部分をチェックして整えます。
彫り直しをすると少しだけ胴の長さが短くなりますが、使用感が変わるほどではありませんので、見た目の仕上がりは工程の前後で何も変わらないでしょう。

縁起を重要視する人の中には、彫り直しは縁起が良くないという人もいます。
実印は自分自身の分身ともいえる大事なものだから、削り直すということは「自分自身を削る」という意味にもなるからです。

しかし象牙は非常に価値のあるものですから、彫り直しをしても大切に使い続けるほうが縁起が良いことにつながるという方もいらっしゃいます。

ご自身の判断で、ご予算がある方は、新しい象牙の印鑑を作成されてもいいかもしれませんね。

では、もう彫刻し直してまで使わないという場合、貴重な象牙を買取してくれるところはあるのでしょうか?


役目を終えた印鑑は買取してくれるの?

画像:象牙の印鑑の買取


もし、そのお役目を終えた象牙の印鑑がありましたら、一度骨董品店やリサイクルショップに相談してみてください。

中古品の買取は、法律上、古物商という免許を取得したリサイクルショップや骨董品店しかできません。一般の印章店に持っていっても、買取はしてくれませんのでご注意ください。

ネットで「象牙 買取」と入れるといくつかの店舗がヒットします。 印鑑となった象牙でも買い取ってくれるところがありますので、まずは一度問い合わせをしてみましょう。

買取ができる場合には、写メLINEで査定してくれるお店もあります。

ただし中には、印鑑になった象牙は買い取らないお店、保管状態が良くないものは査定すらできないという場合もありますので、必ず事前に問い合わせをしてみましょう。

象牙は大変な貴重品。一生に1本の実印を象牙で作ったのであれば、大切にお手入れ・保管して、一生が使い続けることができるようにして下さいね。

いかがでしたでしょうか?
現在、象牙は希少価値が高く、インターネットの印鑑通販サイトでもなかなか取り扱っているところがありません。

そんな数少ない通販サイトの中でオススメなのがはんこプレミアムです。広告宣伝費などを一切カットすることによって高品質の印鑑を低価格で販売しています。

象牙の実印に興味が湧いた方は、こちらからぜひご覧ください。

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