実印の作り方合っていますか?これだけは知っておきましょう! https://www.plumassignment.net 実印の作成に役立つ情報満載!!~基礎知識から作り方まで徹底紹介~ Wed, 16 Jan 2019 02:39:25 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=4.8.8 https://www.plumassignment.net/wp-content/uploads/cropped-plum_favicon-1-32x32.png 実印の作り方合っていますか?これだけは知っておきましょう! https://www.plumassignment.net 32 32 就活の際に気になる印鑑のマナー・履歴書への押し方を紹介 https://www.plumassignment.net/syukatsu_inkan.html https://www.plumassignment.net/syukatsu_inkan.html#respond Wed, 26 Dec 2018 09:27:25 +0000 https://www.plumassignment.net/?p=3195 就活で使う印鑑とは

履歴書やエントリーシートなど、多くの書類が必要になる就活。

企業に提出する履歴書などの書類には、多くの場合、印鑑が必要になりますが

「普段使っている認印やシャチハタでもいいのか」
「押印スペースが無い場合はどこに押すべき?」

など、意外と困ってしまうポイントが多いですよね。

就活で必要になる書類にミスがあると、選考や内定に影響する可能性があるので、できるだけ失敗をしないようにしたいところです。

そこで、こちらのページでは就活で使う印鑑の種類から、失敗しない押印方法など、知っておきたいハンコのマナーについて丁寧に解説していきます。

これから就活が始まる方、履歴書を作成する方は必見の情報が満載ですので、ぜひ参考にしてください!


シャチハタ?認印?就活で使う印鑑の種類は?

学生の場合、就活を開始するまで印鑑を使う機会が少なく、履歴書やエントリーシート(ES)を作成する際、押印はシャチハタでも大丈夫なのか、実印を使うべきなのかなど、使う印鑑の種類で悩まれる方が多いのではないでしょうか。

実は、履歴書への押印におすすめなのは「認印」です。

下記で、シャチハタ・実印が就活に向いていない理由について説明していますので、早速見ていきましょう。


なぜシャチハタは就活でNGなの?

印鑑の中でも最も使用頻度が高いシャチハタ。宅配便の受け取りや回覧板などに使うため、多くの方が持っている印鑑です。

しかし、このシャチハタは就活で提出する履歴書やESには使用できません

その理由として、シャチハタが「インク浸透印」であることが挙げられます。

インク浸透印タイプの印鑑は、朱肉を必要とせず内蔵されているインクで押印が可能なため、非常に便利な半面、期間の経過で色が薄れたり、濡れると滲んでしまったりと重要な書類には不向きです。

そのため、就活に使用する書類にシャチハタを押すと、企業の採用担当者からすると「常識がない」「書類の重要性をわかっていない」など、マイナスイメージを持たれてしまい、選考や面接で有利に働くことはまずありません。

シャチハタ以外の印鑑は持っていない、という方もいらっしゃるかと思いますが、就職し社会人となると印鑑を使用する機会は一気に増えます。

もし、認印を持っていないという方は、就活を期に印鑑を作ることをおすすめします。


履歴書・ESに実印を使わない方がいい理由

実印といえば、個人が持っている印鑑の中でも最も効力の強いものです。

そのため、履歴書・ESには実印を押すべき、と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ですが、シャチハタと同じく、就活で使用する書類に実印を使うことはおすすめしません。

というのも、実印は印鑑登録をし、重要な契約で捺印する大切な印鑑です。

履歴書やESでは、本人である証明ができれば良いので、個人情報や実印の印影が流出するリスクを抑えるためにも、印鑑登録をしていない「認印」を使用する方が良いでしょう。


以上の理由から、就活で使う書類への押印は「認印」が無難であることがわかります。


認印を押印する際のマナー・注意するべきポイント

100円ショップや文具店で格安で販売されている三文判を認印として使っている方も多いのではないでしょうか。

この三文判ですが、できれば就活で使うことは避けたいところです。

もちろん三文判も印鑑ですので、使ってはいけない、というわけではありません。

しかし、機械で大量生産されており、サイズや書体も画一の三文判は、印鑑専門店で作成した認印と比べると、字がかすれやすかったり、長期間の使用に向いていないなどのデメリットが多くあり、見栄えも劣ります。

就職後は印鑑を使用する機会が増加することもありますので、もしこれから認印を用意する方は、印鑑の専門店で購入することをおすすめします。


企業に提出する書類に押す、印鑑のサイズ・書体は?

就活印鑑のサイズや書体は


先出の通り、就活の履歴書やESには「認印」の使用が無難。気になるのは、そのサイズや書体に関するマナーやルールですよね。

実のところ、サイズや書体について明確な規定はありません。

つまり、就活用の印鑑はどんなサイズでも書体でも問題ないということになります。

とはいえ、あまりに大きすぎる印鑑や複雑で可読性が低い書体などは就活には不向きです。

そこで、下記では就活で使えるおすすめのサイズ・書体を紹介していますので、ぜひ参考にして下さい。


就職活動に相応しい印鑑サイズとは

個人が持っておくべき印鑑は、実印・銀行印・認印の3種類。

その中でも就活に使う認印は、一般的に10.5mmから12.0mmで作成することがほとんどです。

また、会社に提出する書類に大きすぎる印鑑を使ってしまうと、採用担当者が「偉そう」「非常識」といった印象を抱いてしまう恐れもあります。

そのため、就職後にも使って行くこと・企業の面接官や採用担当者に悪い印象を与えないことの2点から、就活で使う印鑑は10.5mmから12.0mmのものを準備しましょう。


名前がハッキリわかる書体で作成しましょう。

印鑑の書体には、可読性が低く実印向きな「篆書体」や、読みやすく認印向きの「行書体」など様々な種類があります。

この中で、最も就活に向いている書体は「行書体」です。

個人の実印・銀行印には、篆書体や印相体などの複雑な書体が人気となっておりますが、認印は名前がすぐにわかる書体で作成することをおすすめします。

就活で使用する印鑑においても、本人が確認済であることを証明する意味で押すものなので、面接・採用担当者が一目でわかる方が良いと言えますね。


ハンコは名字のみ?フルネーム?

サイズや書体の次に気になるのが、就活に使う印鑑はフルネームの方がいいのかどうか。

選考や内定に関わる重要な提出物ですので、細部まで気をつけたいですよね。

結論からお伝えすれば、名字のみで大丈夫です

名字のみの印鑑をすでに持っている方は、就活のために新たに認印を作成する必要はありませんのでご安心下さい。


文字のかすれ・斜め押しはNG!失敗しない押し方

正しい押し方を紹介


履歴書やESは多くの場合、面接の前に企業に提出します。

そのため、就活の第一印象はこれらの書類と言っても過言ではありません。

もし、その書類に押されている印鑑がかすれていたり、斜めになっていた場合、採用担当者は良い印象を抱くでしょうか。

印鑑の押し方が汚いという理由でマイナスイメージを抱かれないように、下記で失敗しない押印方法について確認していきましょう。


ポイント①:印面を清潔に

履歴書・ESへの押印の前に、まずは印面が汚れていないかをチェックしましょう。

印面にホコリや朱肉の残りが付着していると、文字のかすれの原因となり、せっかくの履歴書をダメにしかねません。

そのため、使用前には必ず印面のチェックを、そして使用後には朱肉をティッシュ等で拭き取り清潔な状態で保管しましょう。


ポイント②:きちんと朱肉を使って捺印

就活で使う印鑑にはスタンプ台ではなく朱肉を使いましょう。

スタンプ台は朱肉と似ていますが、ゴム印専用のインク台。そのため、重要な書類には向いていないので注意が必要です。

また、印鑑に朱肉をつける際は押し付けるのではなく、2~3回軽く叩くようにすることで、朱肉のつけすぎを防ぐことができます。

就活の際はインクではなく朱肉を使用するという点に気をつけましょう。


ポイント③:捺印マットの使用をおすすめ!

押印するときには捺印マットを使い、ミスなく印影を残しましょう。

とは言っても、個人で捺印マットを持っているという方はほとんどいないかと思います。

その場合は、書類の下に紙を重ねて代用することが可能。新聞やノートを敷いて、その上で押印すればきれいに捺印することができますよ!


これらのポイントを踏まえることで、基本的なマナーを抑え、良い印象の履歴書を作成することが可能です。


【就活のギモン】面接にハンコを持参する必要はあるの?

就活をしている中で、選考が進んでいくと「印鑑を持参して下さい」と言われることがあります。

「面接(面談)でなぜ印鑑が必要なの?」と思われるかもしれません。

しかし、就活では内定承諾書以外にも印鑑が必要な書類がでてきますので、下記で事前に確認しておきましょう。


履歴書・ES

先出の通り、選考前に企業に提出する書類。
面接ではこの履歴書を基に質問されることになりますので、ハンコで悪い印象を与えることがないように注意しましょう。


履歴書に押印スペースが無い場合は?

意外と困ってしまうのが、そもそも印鑑を押す箇所が無い履歴書やES。

このように書類に押印スペースがない場合、印鑑の押印は不要です

しかし、企業から「押印をするように」という指示があった場合は、自分の名前の横に印鑑を押して提出しましょう。


交通費の申請書

企業によっては就活での交通費を支給してくれる場合があります。

この交通費の申請に印鑑が必要になることがありますので、忘れないように気をつけましょう。

また、印鑑以外にも利用した交通機関の証明書などが必要なケースもあります。


秘密保持・個人情報に関する書類

履歴書などの個人情報に関する取り扱いや、選考中に知った企業のデータを漏洩させないことを約束する書類に印鑑を押印することがあります。

これは内定前に押印する場合もあり、面接時に持参をお願いされることもありますので、忘れないようにしましょう。


内定

晴れて内定が決まると、契約に関する様々な資料に押印する必要があります。

基本的には企業からアナウンスがありますが、当日に忘れることのないように、事前に準備をしておくことが大切です。



上記のような場面で、印鑑の持参が必要になります。

ハンコの押し方などは非常に細かいポイントになりますが、だからこそ周りの人と差が付きやすい部分でもあります。丁寧に気持ちを込めて押印することで、就活中のライバルの一歩先を目指しましょう!



就職後、企業で使う印鑑についてはこちらで解説しています!



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電子印鑑って何?これからの当たり前になるハンコをご紹介! https://www.plumassignment.net/denshi_inkan.html https://www.plumassignment.net/denshi_inkan.html#respond Thu, 20 Dec 2018 09:27:39 +0000 https://www.plumassignment.net/?p=3168 電子印鑑とは

電子印鑑」という言葉を聞いたことはありますか?

紙に印鑑を押すように、PC上の文書ファイルにも署名・捺印できるようにするためのシステムです。

最近では実物の印鑑とセット販売されることも増え、電子印鑑について知らないとは言えない状況になってきました。

2005年に「e-文書法」が施行されて以来、実務で紙ベースの書類を扱う機会は確実に減っています。ここ10年以内で、手で触れる印鑑ではなくコンピュータ上での押印が常識になるかもしれません。

そこでこちらのページでは、これからビジネスの常識になり得る「電子印鑑」の種類から、実際にどのように業務に使用するのかなど、会社で印鑑を取り扱う人は必見の情報を紹介していきます。


そもそも「電子印鑑」ってどんな印鑑?

電子印鑑はその名の通り、パソコン上で書類に印影を張り付けることで「この書類は人の目で確認されている」ということを証明するためのもの。

書類の作成をweb上で行うことができ、印鑑を用意する必要がなく、紛失や破損をすることがないという非常に便利なものです。

とはいえ
「電子印鑑なんて見たことがない」
といった方も多いかと思います。

しかし、電子印鑑と同じような署名方法として、タブレットに表示された書類にタッチペンで記名する方法があります。スマホの機種変更や自宅の設備点検の際、サインした覚えのある人も多いのではないでしょうか。

これの印鑑版が「電子印鑑」です。


電子印鑑によるメリット・デメリット



【メリット】
電子印鑑を使用する最大のメリットは、書類作成の効率がアップし、印鑑本体の破損や紛失といったリスクを防ぐことができるという点です。

また、電子印鑑に対応している文書作成ソフトを導入していれば、わざわざ書類を発行した後に押印する、という手順を省けることもメリットですね。


【デメリット】
上記にもありますが、電子印鑑は対応している文書作成ソフトを導入する必要があります。

ツールやソフトの導入にはコストが発生しますし、電子印鑑の特性上、多少のweb・パソコンの知識が必要です。

また、法人企業の場合、契約書を渡す取引先が電子印鑑に理解があるかどうか、といった点もネックになる場合があります。


このように、電子印鑑は印鑑と違い、まだ誰もが知っていると言えるほど普及していないため、現段階では多少のデメリットが存在します。

しかし、上記の通り便利であることは間違いないため、すぐに利用する予定がない方も、メリット・デメリットや効力について事前に知っておくことをおすすめします。


意外と使用されている!どんなところが導入しているのか

電子印鑑がすでに普及し始めている例として、会社設立時の手続きが挙げられます。

企業が法人登録する際は、経営に関する約束事をまとめた「定款」作成が義務付けられています。

以前は紙で作成されることがほとんどでしたが、最近では低コストで済む「電子定款」を作成する企業が主流になってきました。

電子定款では、偽造や悪用を防ぐため専用ソフトで登録をします。この登録をすることで、会社名義の印鑑(社判)の印影がPDF上に表示されます。

このような形で、会社の設立や官公庁手続きに関しては電子印鑑の認知度が高くなりつつあります。

これらの電子印鑑の特徴から、個人に比べ企業において普及が進んでおり、近年では法人印(社判)は電子印鑑を利用しているという会社が増加しています。


公文書への使用もOK!官公庁手続きの電子化が本格化

通常通り印鑑を捺印したり、手書きのサインで認証する方法があるにも関わらず、なぜ電子印鑑が必要とされているのでしょうか?

その理由は、官公庁手続きの電子化が本格化していることです。

最近の大きな電子化の流れとして、法人税の電子申告の義務化(2020年度分~)が挙げられます。

行政手続きのコスト削減のため、一定規模以上の企業はオンラインで税申告しなければなりません。

申告書類にはマイナンバーカードや法務局発行の識別番号が使用されますが、今後は各企業の会社実印(印鑑登録された社判)が必要になる可能性もあります。

そのため、今後は電子印鑑を扱えないと、仕事やプライベートで困ることが出てくる可能性も考えられます。

今のうちに電子印鑑の大まかな仕組みだけでも知っておき、備えておきましょう!


知らないと悪用されるリスク高!電子印鑑の種類と作成方法

紙ベースの情報と同様、ネットに繋がったパソコンのデータには偽造や不正使用など、悪用されるリスクがあります。

よって、電子印鑑も何らかのセキュリティや個人識別手段を施さないと、簡単に他人に悪用されてしまいます。

では、電子印鑑のセキュリティとはどのようなものでしょうか。

実は、電子印鑑には様々な作成方法があり、それによって「効力」「セキュリティ」が違います。


画像加工ツールやofficeソフトで作る電子印鑑

印影の画像を電子データに貼り付けたいだけであれば、次の方法で作成するのが簡単です。

・紙に押した実物の印影を読み込む
・officeソフトの画像編集機能を使う
・通販サイトで電子印鑑を購入する



いずれかの方法を選び、あとは必要な時に印影データを読み込んで、書類の適切な場所に表示させるだけで捺印完了です。


実際に捺印した印影を利用する場合

無料のwebサービスやofficeで電子印鑑を作成するのは不安、という方もいらっしゃるかと思います。

そんな方は、手元にある印鑑の印影を電子印鑑にしましょう。

専門店で作成した印鑑をスキャン、その後画像データに変換して利用することで、セキュリティの高い電子印鑑を作成することが可能です。


wordやexcel、無料ソフトで作成する場合

多くの人が使用しているofficeソフトの「word」「excel」「powerpoint」で電子印鑑を作成できるのは驚きですね。

excelやwordに含まれている機能を用いて電子印鑑を作成します。

非常に簡単に作成できる方法ではありますが、ツール内のフォントは誰でも利用できるため、公的な書類に使用することはできません。


印鑑の通販サイトで電子印鑑を購入する

通販サイトによっては、電子印鑑として「印影の画像」を作成し販売している店舗もあります。

無料で自作するよりも複雑な書体で、かつ鮮明な画像になりますので、webで自作するのは手間・不安という方に向いている作成方法です。


【方法別】注意点・効力まとめ

作成方法効力メリット危険性
無料ツール
officeソフト
印鑑としての効力は無し
公文書に使用不可
無料で作成可能
簡単な手順のみ
他人も同じ印影を簡単に作成できる
偽造されやすい
通販サイトで作成あくまで画像。
実印や銀行印としての使用は不可。
複雑な書体
作成が楽
鮮明な画像
画像データのためコピーすると不鮮明になっていく
実物の印影を
スキャンする
電子印鑑として使用可能オリジナル性が高い
費用をかけずに作成可能
画像データから印鑑本体を偽造される可能性


上の表にもありますが、電子印鑑の作成は意外にも簡単です。

しかし、これらの方法では公文書に使えなかったりセキュリティに課題があるといったデメリットがあり、実物の印鑑にある「同意署名」の役割を果たしません。また、いつ誰が押印したのかわからない点もデメリットになり得るので注意しましょう。

では、セキュリティが高く、安心して使用できる電子印鑑はどのように作成すればいいのか、下記で紹介致します!


高セキュリティ・法的効力のある電子印鑑の作り方

官公庁などで採用されている正式な電子印鑑では、印影の画像データに、持ち主の識別情報・タイムスタンプ(押した時間の記録)を付与したものを利用しています。

コピー防止のセキュリティ機能もついているため、これなら実物の印鑑と同様に安心して扱えますね。

この種の電子印鑑として最も多く使われているのが、AdobeのPDF作成ソフト「Adobe Acrobatアドビ アクロバット」と大手印鑑メーカーであるシャチハタが展開している「パソコン決済」というサービスです。

どちらのサービスも有料になりますが、pdf文書に対応しており、電子印鑑の利用を検討している方にとって一考の価値がありますよ!

特に「パソコン決済」には、オーダーメイド・個人認証などのセキュリティ対策といった、偽造や不正使用などの悪用を防止する機能がついており、電子印鑑としての法的効力を保証してくれるおすすめのサービスとなっております。


実物の印鑑と比較して法的効力は低いの?

電子印鑑について読み進めるほど「目の前で紙に押印してもらうのが一番信頼できるのでは?」という疑問が沸く人もいるのではないでしょうか。

しかし現実には、次の2つの印影は法的効力が実質同等になりつつあります。

確かに「目の前で印鑑を押す動作」が重要視されてきた歴史はありますが、時代の変遷とともに直接対面せずに契約をする場面も増えています。

それに合わせる形で電子印鑑のニーズが高まり、使用者も増加していることが背景です。

印鑑を押した人とタイミングが分かるのであれば、実物も電子印鑑も変わりません。

コスト削減に繋がる電子印鑑のほうが、むしろメリットが大きいと考える経営者も増えてきている程です。


まとめ

「電子印鑑」は今後、行政手続き企業の業務コスト削減のために一気に普及することが予想されます。

実物の印鑑や画像編集ソフトさえあれば作ることは出来ますが、それだけでは印鑑としてまったく効力を持ちません。

官公庁で活用されているのは、いずれもコピー防止機能識別情報付きの電子印鑑です。

今後電子印鑑がスタンダードになる前に、事前に作り方や効力について知っておくと、いざという時に慌てずに済みますね!

印鑑購入の際に同じ印影でデジタル印鑑を作ることも出来るので、気になった人は試しに作ってみてはいかがでしょうか? ]]>
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仕事の効率を上げる社判「ゴム印」のサイズや種類を紹介! https://www.plumassignment.net/syaban_gomuin.html https://www.plumassignment.net/syaban_gomuin.html#respond Tue, 18 Dec 2018 08:20:12 +0000 https://www.plumassignment.net/?p=3153 ゴム印とはどんな社判?

ゴム印は住所や日付など、書類に記載する定型文を1回の押印で済ますことができる便利な印鑑です。

その特性から、ゴム印は多くの企業で社判として使われており、会社勤めの方であれば、実際に業務に使用しているという方も多いのではないでしょうか。

そんな身近なゴム印ですが、会社実印や角印などの社判との違いや、ゴム印の種類・ルールについてはあまり知られていません。

事務作業の効率を一気に上げてくれる便利なゴム印ですが、使い方を間違えてしまえばその書類は無効。逆に手間がかかってしまいます。


そこで当ページでは、社判の中でゴム印が持つ役割から、ゴム印の種類、使用できる書類について丁寧に解説していきます。

社判についての知識があれば、ゴム印の使い方をマスターすることができ、業務のスピードが上がります!

下記をおさえ、会社内で一目置かれる存在になりましょう!


社判としてのゴム印の役割と特徴は

ゴム印はその名の通り、印面が柔らかいゴムで出来た社判のことです。

業務用スタンプとも呼ばれることがあり、朱肉ではなく黒・青・赤などの速乾性インクを使うことも特徴のひとつです。

主に社内での事務処理やダイレクトメール作成に使用し、社外向けの書類にはほとんど使用しません。


法人でよく使われる便利なゴム印の種類

・住所印(アドレス印)
・氏名印(ネーム印)
・日付印・データ印(領収日などが押印できる回転印)
・組み合わせ印(親子印)
・帳簿用スタンプ



上記以外にも、ゴム印には様々な種類があります。

角印や丸印などの社判と違い、必ず持っていなければいけない印鑑ではありませんので、業務に合わせて購入することをおすすめします。


ゴム印を作成しておくことのメリット

ゴム印のメリットは、手書きの様々な弊害(処理に時間がかかる・人によって読みにくい)を解消できること

業務が外回りメインの人にとっては「あってもなくてもいいもの」ですが、事務メインの社員にとっては「業務に欠かせないもの」のひとつです。


重要な社判は「印鑑」で作成しましょう。

社判(法人印)の素材としてチタンや象牙、黒水牛が人気となっていますが、これらの天然素材で作成する場合、ゴム印に比べて高額になりがちです。

「できれば社判は価格を抑えて購入したい」と考えている方もいらっしゃるかと思います。

では、会社実印や角印などの社判を、価格の安いゴム印で作成することはできるのでしょうか。


会社の実印・銀行印・認印はゴム印でもいいの?

結論からお伝えすると、これはできません。

というのも、会社設立の際の印鑑登録は、ゴム印不可とされているからです。

社判のなかでも、会社実印・銀行印・角印(会社認印)の3本については、ゴム以外の耐久性の強い素材で作られた「印鑑」である必要があります。

また、金融機関に登録する銀行印についても、ほとんどの場合ゴム印では登録することができません。

会社の認印である角印についても、取引先や社外に提出する書類に押印するものになり、ゴム印はふさわしくないと言えますね。

では、なぜゴム印を社判として登録することができないのでしょうか。その理由について、下記で見ていきましょう。


印面がゴムであることのデメリット

ゴム印は普通の判子と比べて、変形・摩耗しやすいのがデメリット。印鑑登録で認められていない理由はここにあります。

社外向けの重要な資料に使用する会社実印は、印鑑登録証明書と照合することで「会社が官公庁に認められて活動している」と確認するためのものです。

印鑑登録した社判が劣化すると、印影を登録されているものと照合することが困難になります。

入出金の際に登録された印影との照合が欠かせない「銀行印」や、対外な文書に使用する会社認印(角印)についても、同じ理由からゴム印NGとされています。

これらの理由から、会社の経営に欠かせない3つの社判には、印影が変わりやすいゴム印は使用できないことがわかります。


ゴム印と印鑑の違い一覧

ゴム印を社判として購入する方は、下記の一覧表で2つのハンコの違いを抑えておきましょう。

 ゴム印印鑑
印面の素材ゴム・木材
・動物の角や牙
・チタンなどの金属
etc.
用途・役割・社内の事務処理
・簡易的な書類作成
・社外向けの重要書類
・公的な書類
・財務関係の書類
メリット・低価格
・事務作業の効率アップ
・劣化しにくい
・書類の法的効力を証明
デメリット・劣化しやすい
・重要書類に使えない
・ゴム印に比べ高額
・保管に注意する必要あり


ゴム印は印鑑と違い、印面の内容・持ち手の材質の選択幅が広いのもメリットです。

事業拡大に合わせて気軽に追加購入することも出来ますし、悩ましい業務効率もゴム印次第で改善することができます。


ゴム印の種類はこちら

会社実印や角印と異なり、ゴム印には豊富な種類があります。

下の表では、よく使われるゴム印を紹介しています。

ゴム印の種類印面の内容用途
住所印会社の住所。
縦、横どちらでも可
社名と住所を分離できる組み合わせ印(親子印)から選べる。
封筒の差出人

ダイレクトメール等への押印
日付印
データ印
(回転印)
回転させ変更ができる日付・「領収」等の処理情報処理した日付の記録
氏名印(ネーム印)担当者名
(シャチハタ)
事務処理担当者の記名
科目印財務諸表に用いる勘定項目帳票整理
会計印「領収」「受領」等
会計処理で使う用語
会計処理
宛名印官公庁など、よく書類を送付する宛先の情報住所シールの作成や手書きの手間を省く
ロゴ印会社やお店のロゴ取引先やお客様への印象付け
小切手印(署名判)会社名・住所・代表者名銀行印(印鑑)と合わせて登録後、自社で保管。
小切手を発行する際に都度押印


これらは一般の企業でもよく使われているゴム印です。

手書きで記載するべきところを、一回の押印で済ませることができるので、とても便利で事務作業には必須の社判と言えますね。


人気の「組み合わせ印(親子印)」とは

会社名・住所・差出人・連絡先などを1つにまとめた社判で、各項目ごとに分離して使うことのできるゴム印です。

よく使用する情報の中から、必要なものを分離して押印することができるので、非常に使い勝手のいい社判となっており、ゴム印の中でも人気が高くなっています。

その名前の通り、必要な項目を組み合わせて購入しておくと便利です。


便利で人気な「インク浸透型」タイプのゴム印

社判のなかでもゴム印ならではのメリットとして、スタンプ台不要の「インク浸透型」が選べる点が挙げられます。

実際には、インク浸透型の他に、通常の印鑑と同じようにスタンプ台を使う「はんこタイプ」がありますが、やはりその利便性から多くの方がインク浸透型を選んでいます。

インク浸透型のゴム印として最も有名なのは「シャチハタ」です。大量に同じ書類を処理する現場で活躍します。


印面のゴムには黒と赤の2タイプがあります

細かい点になりますが、印面の素材のゴム色には黒・赤の2種類があり、実は色により向いている紙や耐久性に違いがあります。


黒ゴム:表面加工されている紙におすすめ

油に強く、加水分解しにくい素材です。
耐水性のある顔料インクや朱肉に向いており、お客様向けの包装紙へのスタンプなどに使えます。


赤ゴム:普通紙などの表面加工されていない紙におすすめ

黒ゴムよりも安価な素材で、顔料インクや朱肉には適しません。摩滅・ひび割れのもとになります。
一般的なスタンプ台と併用し、印刷用の普通紙や上質紙への押印に使用しましょう。


これらは細かいポイントになりますが、用途に合わせてゴムのタイプまで選ぶことで、社判として長く使用することができますよ!


住所印・小切手印の持ち手の材質

社判の中でも、住所印・小切手印(署名判)は、印面が大きくなりがちです。

そのため、「台木」と呼ばれる木製の持ち手にゴム製の印面を接着したタイプが一般的です。

また、「台木」以外にも使いやすさに合わせて様々な材質を選ぶことができます。


社判用ゴム印の材質

ゴム印の持ち手には、先出の「台木」以外にも「プラスチック/アクリル」「シャイニー(回転ゴム印)」と、使い勝手に合わせた3種類が用意されています。


台木

保管しやすく軽量である反面、保管に注意が必要です。
湿度の影響で、変形・ひび割れが起きる場合があります。
木材のしっかりとした材質が安定感を生み、大きな印面の社判におすすめです。


プラスチックまたはアクリル

持ち手がくびれており持ちやすく、ハンコが苦手な人でも上手に押印できるのがメリットです。
印面の内容が持ち手側から透けて見えるため、複数の社判を扱う現場で便利です。


シャイニー(回転ゴム印)

スタンプ台を内蔵しており、保管中は印面とスタンプ台が接触した状態です。
押印の度に印面が回転し、紙に接触します。スタンプ台にあたる「インクパッド」は、手を汚さずにワンタッチで交換・インク補充することが出来る社判です。


台木は保管に注意が必要、プラスチックは落下や衝撃で破損しやすいなど、材質により長所と短所は様々ですので、社判の使用者に合ったものを選びましょう。


サイズと書体の選び方

ゴム印のサイズや書体は、他の社判と選び方が異なります。

というのも、角印や丸印などの社判とは使用できる書体がそもそも違うからです。


ゴム印・業務用スタンプに使われる書体

一般的に社判を作成する場合、篆書体や印相体などの防犯性の高い書体を選ぶことが多いですが、ゴム印では可読性の高さが重要になるので選び方が変わります。

そのため、ゴム印では誰もが読みやすい「ゴシック体」や「明朝体」「楷書体」で作成することがおすすめです。

また、書体を決める際には、縦書きか横書きか、印影の向きも一緒に選びましょう。


サイズを選ぶポイントは

ゴム印に決められたサイズはありません。会社名や住所に合わせて、ちょうどいいサイズで作成しましょう。

そうは言っても、あまり大きすぎては社判として不自然です。

もし、住所や社名を入れるとサイズが大きくなりすぎるといった場合には、「組み合わせ印(親子印)」として作成し、必要なスタンプのみを分離して使えるようにしましょう。


オーダーする際の注意点

ゴム印は基本的にオーダーメイドです。

印面に記載する内容を通販サイトで入力し、作成を行います。

社判用のゴム印は、住所・社名など項目が多く、入力する内容も多いので誤字脱字に注意しましょう。

また、注文時には完成品の印影をイメージして、適切な部分で改行すると、見栄えのよい社判が作成できますよ。


ゴム印・スタンプ専門の通販サイトでの購入がおすすめ!

ゴム印は、会社経営に無くてはならない印鑑ではないですが、社判の1つである以上はしっかりとしたものを作成したいところです。

とはいえ、
「ゴム印に費用をかけたくない」
「ハンコなんて、どこで購入しても同じ」

と考えてしまいますよね。

しかし、ゴム印も他の社判と同様に社外の人に見られる機会があります。

そのため、信用を失うことがないように、ある程度きちんとしたものを作成することをおすすめします。


そこで、当ページがおすすめしているのが「ゴム印ドットコム」です。


楽天市場からも高評価のゴム印専門店

印鑑の出荷実績が年間41万件を超える大手印鑑通販サイト「ハンコヤドットコム」のゴム印専門支店「ゴム印ドットコム」

専門店ということもあり、豊富な商品数を格安価格で提供しており、法人・個人を問わず人気を集めています。



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社判と社印は何が違うの?-会社印鑑の種類や役割を解説します- https://www.plumassignment.net/syaban_syain.html https://www.plumassignment.net/syaban_syain.html#respond Fri, 14 Dec 2018 10:12:24 +0000 https://www.plumassignment.net/?p=3137 社判と社印の違いとは

会社用の印鑑には「社判」「社印」と様々な呼び方や種類があります。

事務経験の長い人が常識のように口にする言葉ですが、新社会人にとっては混乱の元ではないでしょうか?

これらの知識は、起業や社名変更の際の社判選びにおいても欠かせません。

結論から言えば、社判と社印は全くの別物です。

当ページでは、社判と社印の違い・使用場面・役割などを、わかりやすく紹介していますので、就職や転職など、これから会社の事務作業に関わる方は、ぜひ参考にして下さいね!

それでは早速、社判と社印の違いを解説し、社印の使い方・おすすめの選び方や購入方法を紹介していきます。


「社判」と「社印」の違いとは?

会社も個人と同じように、実印・認印・銀行印やスタンプなど、様々な種類を使い分けます。

そして、これらを全てまとめて「社判(しゃばん)」と言います。

これに対し「社印」とは、社判のうち「四角い型で印面に会社名のみ記載されたもの」を指し、会社の認印です。その形状から、角印と呼ぶ場合もあります。

つまり、社印は社判のうちの1つ、ということになりますね。

ここまでを整理すると

「社判」:会社で使う印鑑の総称
「社印(角印)」:会社で使う印鑑のうち、請求書や領収書への押印に使う四角い形の印鑑



このように、名前は非常に似ていますが、意味は全く異なることがわかりますね。


社判には他にも種類がある!

社判には、社印(角印)以外にも様々な種類の印鑑があります。

特に、法務局への登録に使用する会社実印(丸印)は、会社の意思決定を示す最も重要な印鑑です。

社印の使い方だけではなく、その他の社判の種類を知っておくと、実務でスムーズに事務作業が出来ますよ!


会社実印(丸印)

法人登記にあたって必須となる印鑑です。
ラウンド型の印面に会社名+代表者名を彫り込み、一般的に「丸印」と呼ばれています。


銀行印(法人銀行印)

法人名義の銀行口座を開設する際に使用します。
丸印と同様、ラウンド型の印面に会社名+「銀行印」と彫り込まれます。
偽造・盗難・紛失があった場合は大きな損害を被る場合もあるため、厳重に保管しましょう。


会社認印(社印・角印)

日常的に発行する書類(見積書・請求書など)に使用される社判。
四角形の印面に会社名のみが彫刻されており、最も使用頻度が高い印鑑です。
「社印」や「角印」など、会社によって呼称が違いますので注意が必要。


上記の3つの印鑑は、会社経営において欠かせない大切な社判ですので、各印鑑の違いや使い所はしっかり抑えておきましょう。


ゴム印や割印など、持っていると便利な社判

上で紹介した以外にも、社判には事務作業の効率を上げてくれる便利な印鑑があります。

書類の発行が多い部署などでは必須とも言える社判を紹介します。


住所印や日付印などのゴム印

住所や企業名、日付などの定型文を1度の押印で簡単に済ますことができる便利な社判。

ゴム印を使うことで、事務作業の効率が一気に上がります。


割印・契印

契約書の偽造や不正を防ぐ目的で押印する社判。

社印や丸印とは違い、独自の形状・押印方法の印鑑です。


契約書に使用する社判について詳しく知りたい方はこちら:
割印と契印とは?~契約時に使う2つの印鑑について説明~



使用場面・使い分けについて説明します!

社印(角印)の会社名だけ彫り込まれているという特徴から、ダイレクトメールや確認印として押印しても良いという勘違いがあります。これは間違いなので、注意しましょう。

ですが、社印の押印には「その書類がきちんと法的な効力を持つもの」だと証明する意味がありますので、使用する場合は注意が必要です。

そのため、社印は社外向けの発行頻度の多い重要書類に押すようにしましょう。


社印(角印)を押す書類の種類

上記の通り、社印は日常的に発行する重要な書類に捺印します。

では、具体的にどんな書類に社印を使用するのか、下記で見ていきましょう。

・請求書
・見積書
・領収書



このような種類の書類には、会社実印ではなく社印を押印するようにしましょう。


では、会社実印(丸印)はどんな書類に捺印するの?

社判には、社印よりも法的効力が強い「会社実印(丸印)」があります。

ですが、社印と丸印の使い分けが分からないという方も多いのではないでしょうか?

実際に、丸印だけで会社を経営することも可能という点が、社印と丸印の線引を分かりづらくしています。

社印(角印)は印鑑登録しないという性質上、提出先に会社の実在性を証明したい書類には向いていません

そのため、「法的効力のある書類・官公庁に提出する許認可申請等の書類」には、社印ではなく会社実印を押すようにしましょう。

・取引先との契約書
・雇用契約書
・営業許可申請書
・税務申告書



いずれの社判も法的な効力のある、重要な印鑑です。

また、契約書などでのミスは自社のみならず、取引先にも迷惑をかけることになりますので、社判の押印は十分に確認した上で行いましょう。


社印(会社認印)の押印方法

社印(角印)は、主に会社名または代表者署名欄に押印します。

押印の意味や不正防止に配慮して、次の2点に気をつけながら押印しましょう。

①会社名(署名)の右端に押す
②会社名(署名)の文字と印影の一部を重ねるように押す



社印の印影が文字と重なると、契約書を複製することが困難になります。偽造や複製といった悪用を防ぐためにも、社印は文字に重ねて捺印します。

もし、署名欄付近に押印スペースがない場合は、社名・代表者名の中央付近に押しましょう。


社印の一般的なサイズ・社判におすすめの素材とは

社判のうち「社印(角印)」と呼ばれるものも、様々なサイズ・素材・書体で作ることが出来ます。

また、サイズについては一般的なものがある程度決まっていますが、素材・書体については企業によって選ぶ基準が様々です。

それでは、まずは社印の人気サイズから見ていきましょう。


一般的なサイズ

印鑑ショップで社印を購入する際は、一辺21mm~24mmの正方形型のいずれかから選びます。

上記のサイズ内で、社名の長さとバランスを取りながら作成するのが一般的です。

また、大きすぎると押印した際にアンバランスになりますが、中には事業の験担ぎで大きいサイズを敢えて選ぶ会社経営者もいます。


印材選びはデザイン以外にも注目しましょう

社判の中でも、使用頻度が高い社印は、印材をしっかり選ぶことが重要です。

「耐久性能」と「デザイン」、そして「値段」に注目して、社判として相応しい印鑑を作成しましょう。


費用重視なら「つげ

日本の伝統工芸品への使用頻度が最も高い「柘(つげ)」は、社判に好んで使用される素材。

鹿児島県が名産地で、木材ながら乾燥やひび割れに強く・ほどよい柔らかさがあるのが特徴です。

ただし経年劣化に弱く、フチ欠け・印面の摩耗する恐れがあります。

そのため、10年保証等の無料彫りなおしサービスがあるお店で選ぶと安心です。


社判に必要な条件を兼ね備えた「チタン」

宇宙開発にも使用されている軽量金属「チタン」は、経年劣化とはほぼ無縁で保管場所・メンテナンスも選びません。

また、金属素材のため耐久性が抜群で、摩耗や欠けに強く、耐熱性にまで優れています。

重厚で風格のあるデザインのチタンは社判、中でも社印にうってつけの印材です。


どの書体で作成すればいいの?

社判に用いる印材は、偽造や複製をされづらい書体で作成することが大切です。

また、社判の中でも社印は様々な書類に使用するため、偽造のリスクが高いと言えます。

そのため、これから社印を購入するという方は、下記のポイントを抑えておきましょう。

・企業名が漢字のみ、和名の会社なら「篆書体」「印相体」
・社名が英語、アルファベット表記なら「古印体」



篆書体・印相体とは

社判の中でも、会社実印によく用いられる書体。
複雑で可読性が低いので、防犯性能が高く、社印にもおすすめです。


古印体

力強く、風格のある書体。
可読性が高いため、アルファベット表記の社名にぴったりの字体です。


上記のポイントを意識して作成し、防犯性の高い社印作成をしていきましょう!


まとめ

実印・認印等の会社用印鑑の総称である「社判(しゃばん)」のうち、四角い型で請求書や領収書押印に使うものを「社印(角印)」と呼びます。

社印の使い方で最も重要なのは、会社実印(丸印)との使い分けです。

社印(角印):請求書・領収書・見積書など、会社の実在性を証明する必要のない書類
会社実印(丸印):契約書・官公庁提出書類など、法務局登録済み企業である証明をしたい書類



社判と社印、意味は全く異なりますが、非常に似ているため注意が必要です。

当ページで紹介している、社判ごとの役割を抑え、社印と他の印鑑をしっかり区別して使用していきましょう。


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「社判」と「代表者印」の違いと使い分けを解説 https://www.plumassignment.net/syaban_daihyousyain.html https://www.plumassignment.net/syaban_daihyousyain.html#respond Wed, 12 Dec 2018 09:42:00 +0000 https://www.plumassignment.net/?p=3127 社判と代表者印の違いとは

「ここに社判が必要です」
「代表者印をお願いします」
そう言われて、どの印鑑を使えばよいか迷った経験はありませんか?

実際に印影を見ても、会社の印鑑には複数の種類があるということ以外は分かりづらく、社判ごとの役割についてはわかりづらいものが多いですよね。

また、社判と代表者印の違いは、事務作業に関わる人だけに必要な知識ではなく、役員に昇格する人・起業する人にも必須の知識です。

当ページでは、それぞれの会社印鑑の役割について解説し、代表者印を購入したい人に向けた耳寄り情報も紹介します。

それでは、社判と代表者印の違いや会社で使う印鑑の種類について、詳しくみていきましょう。


社判と代表者印とはどんな印鑑のこと?

会社の印鑑にも、個人用と同様に実印・銀行印・認印など様々な種類があります。

では、社判とはどの印鑑を指し、代表者印とはいつ押印するはんこなのか、下記でしっかり区別をつけていきましょう。


社判

「社判(しゃばん)」とは、これら会社用印鑑の総称です。

代表者名入りの丸い印鑑・会社名だけの四角い印鑑、契約書に押印する訂正印やゴム印など、全てまとめて「社判」と呼ぶのです。

つまり、代表者印も社判に含まれるということになります。


代表者印とは

「代表者印」とは、どの企業でも「代表者が持つ会社実印」を指します。

会社によっては、代表者印のことを「丸印」「会社実印」と呼ばれることもあるので、注意が必要です。


代表者印(会社実印)のデザインや特徴

印面:丸型
印影:外枠と内枠の二重
内容:外枠に会社名・内枠に代表者の役職名



代表者印(会社実印)は、法人登記(会社設立)の際に法務局に登録された印鑑です。

そのため、代表者印の仕様先は「会社にとって重要な法的効力のある書類」に限られます。例として、取引先やお客様と交わす契約書が挙げられます。

代表者印は社判の中でも、会社の意思決定を表す非常に重要な印鑑であると言えますね。


その他の社判の種類

会社により「社判」と「代表者印」という言葉で、それぞれ別の特定の種類の印鑑を指す場合があります。そのため、所属する企業により社判の認識が異なるので、わかりづらくなっています。

このような混乱を避けるためにも、社判の種類について知っておく必要があります。


会社実印…呼び方:「代表者印」「丸印」

会社が官公庁の許可を得て営業しているということを示す、最も重要な印鑑。

契約書、官公庁に提出する書類へ押印します。


会社銀行印…呼び方:「法人銀行印」

会社名義の銀行口座を開設する際、銀行に届ける印鑑。セキュリティ性を考慮し、実印とは分けて作成されます。

一般的には事務作業で使用することはない社判です。


会社認印…呼び方:「社印」「角印」

日常的に発行する、請求書や領収書に押すための四角い印鑑。

実印や銀行印とは異なり、会社名のみ彫刻されています。


ゴム印…呼び方:用途に合わせて「日付印」「住所印」など

郵送作業の時に使う住所印や、担当者名入りのネーム印などがあります。

主に業務で使用し、契約書や請求書等の重要な書類には使いません。


これ以外にも、代表取締役以外が持つ印鑑である「個人役職印(職印)」「割印」など、様々な種類があります。

まずは、上記で紹介した使用頻度の高い社判の呼称を抑えておきましょう。


代表者印の使用場面・押印方法

会社実印である代表者印は、起業間の取引・契約における書類等に使用し、会社名・代表者名の記載欄の右横に、文字にかぶせずに押します。

また、押印の際は印影欠けしないように注意が必要です。

加えて、もし書類に押印欄が設けられている場合は、それに従って押すようにしましょう。

というのも、代表者印(会社実印)は法務局に登録されており、原則として印鑑登録証明書と照合できるように押印する必要があります。

会社実印は「会社がきちんと実在している・信頼できる」ことを相手に伝えるために使用します。

そのため、印影を鮮明に見せることが最も重要です。


使用方法をまとめると

・契約書などの重要度の高い書類に捺印する
・押印場所は会社名(法人名)の右横
・押印時は文字に被らないように、鮮明に押す




おすすめの印材はこちら!

ここまで解説したように、代表者印(会社実印)は企業にとって非常に重要な印鑑です。

経年劣化や破損により印面が変形した場合、彫り直すか再作成するかのどちらかになります。

いずれにしても、法務局への届け出取引先への連絡など、手間がかかる上に企業の信用まで落としかねません。

そのため、代表者印を含む社判の作成の際には、押しやすさだけでなく、耐久性の高い印材を選ぶことをおすすめします。


社判に最もおすすめ!「チタン」

近年社判の素材として人気を集めているチタン

金属で社判を作成するのに抵抗がある方もいらっしゃるかと思いますが、実は、チタンの印鑑は「捺印性」「耐久性」「デザイン」の全てを兼ね備えた理想的な印材なのです。

チタンはロケットの素材にも使われるほど軽量で耐久力の高い金属で、さらに、人体に優しく火災になっても燃えない耐熱性までを備えています。

また、天然素材と違って朱肉による浸食がなく、印面のすり減りとも無縁なので、保管やメンテナンス方法を選びません

デザインについても、重厚感がありクールな印象に仕上がりますので、社判・代表者印の作成にはうってつけの印材です。


低コスト・機能性の両方を兼ね備えている「黒水牛」

数ある印材の中で、価格と耐久性のバランスが最良なのは「黒水牛の角」です。

木材に比べて摩耗や破損に強く、湿度にも影響されにくいのが特徴です。

角の中心部を使用した「芯持ち材」であれば、よりひび割れ耐性が高く・高級感のあるデザインになりますので、代表者印におすすめです。

また、シックな深い黒色で、格調高いデザインになりますので、社判に相応しい印材と言えます。


風格・格式高い社判の作成なら「象牙」

印鑑の素材として古くから人気の象牙

高い捺印性と耐久力がありながら、圧倒的な風格・格調高いデザインで、社判にうってつけの印材といえます。

しかし、現在ではワシントン条約により象牙の輸入が規制されているため、販売価格が非常に高く取扱っている店舗も少ないという弱点があります。

これから代表者印を作成するという方で、社判のデザインや格式にこだわりたいという方におすすめの印材です。


人気のサイズ・書体を紹介!

代表社印(会社実印)の一般的なサイズは、直径18mmです。21mmで作成すると少し大きいと感じられるので、社名が長く彫刻可能文字数をオーバーする場合に選ぶことをおすすめします。

また、代表者印の書体には、偽造・複製防止のために読みにくい種類を選ぶようにしましょう。


社判に人気の書体

多くの法人が社判に採用している書体は2種類あります。

篆書体

代表者印に最も使われる書体。現在の字形は2000年以上前に始皇帝が改良したままと言われており、一見しただけでは読み取ることができない防犯性が高い字体です。

そのため、手作業で印影デザインされた篆書体は、複製や偽造が極めて困難です。

人気No.1印鑑ショップのハンコヤドットコムによると、社判のおよそ76%がこの書体で作成されており、篆書体の人気を伺えますね。


印相体(吉相体とも)

篆書体を改良し、字体を太く・丸みのあるデザインにした書体です。

文字と印面のフチの接触面が多く、フチの強度を上げる効果があり、篆書体に比べ破損に強い書体です。

また、縁起の良い書体とされており、縁起や風水を気にされる方におすすめの書体となっています。

同じくハンコヤドットコムによると、社判の23%と二番人気を誇る書体です。


英語で代表者印を作成する場合

会社名が英語の場合、おすすめの書体は「古印体」です。

というのも、篆書体・印相体で代表者印を作成すると「株式会社~」の部分は複雑に、英語の部分は読みやすいデザインとなってしまい、非常にアンバランスな印面になってしまいます。

そのため、社名が英語の企業には読みやすく威厳のある古印体がおすすめです。


おすすめのサイズ・書体をまとめると

ここまでで紹介してきた、社判・代表者印におすすめのサイズと書体をまとめると

・代表者印におすすめのサイズは18mm
・社名が印面に収まらない場合21mmで作成
・社判に人気の書体は篆書体・印相体
・会社名が英語の場合は古印体がおすすめ




社判・代表者印の購入におすすめの通販サイト

代表者印は重要性の高い印鑑であると同時に、書面上において会社の顔となる社判です。

そのため、それに相応しい品格のある代表者印を作成したいですよね。

そこで下記で、高品質な代表者印を割安で購入できる通販サイトを紹介していきます。


ハンコヤドットコム

シェア・満足度ともにNo.1の印鑑オンラインショップ。

実に2分に1本は印鑑が売れており、社判に関しては、なんと会社設立件数のうち18.2%がハンコヤドットコムで作成しているという人気の通販サイトです。

代表者印は単品だと 7,000円から作成でき、チタンや黒水牛、薩摩本柘といった人気の印材を多数取り扱っています。

中でも、代表者印におすすめの「チタン」については、デザインや高級別に4つの種類(28,600~32,700円)から選べます。

重要な社判である代表者印は、実績があり安心感のある通販サイトで作成したいという方におすすめです。

【代表者印の参考価格】

薩摩本柘 寸胴タイプ 18mm:7,000円
黒水牛(芯持ち)寸胴タイプ 18mm:9,300円
ブラストチタン 寸胴タイプ 18mm:27,300円



【扱っている素材】

薩摩本柘・黒水牛(芯持ち)・彩樺・玄武(黒彩樺)・牛角(中色と純白の2カラー)・チタン4種類・コバルトクロムモリブデン



【社判・代表者印で選べる書体】

篆書体・吉相体・古印体(全3種類)






はんこプレミアム

抜群のコストパフォーマンスと様々なサービスが揃っている通販サイト。

はんこプレミアムでは、代表者印を含む社判の3本セットが8,480円~と格安で販売されています。

また、社判の中でも実印の役割を持つ代表者印は高い防犯性が求められます。そのため、可能であれば代表者印は手彫りで作成をしたいところです。

そんな時は、はんこプレミアムの手彫り作成サービスを利用しましょう。なんと+1,980円の追加料金で、手彫りを選択することが可能です。

はんこプレミアムではその他にも「スピード発送サービス」「10年保証」など、充実したサービスが揃っています。

【代表者印の参考価格】

薩摩本柘 寸胴タイプ 18mm:3,180円
黒水牛(極上)寸胴タイプ 18mm:5,480円
ブラストチタン 寸胴タイプ 18mm:10,800円



【扱っている素材】

柘・薩摩本柘・黒水牛(極上)・彩樺(茶・黒・赤の3種類)・オランダ水牛(中色・淡色・純色の3種類)・ブラストチタン



【社判・代表者印で選べる書体】

篆書体・吉相体・古印体・隷書体・行書体・楷書体(全6種類)






社判の購入はセットが圧倒的にお得!

現段階で代表者印の作成を検討されている方の中には、代表者印だけでなく法人銀行印や角印も一緒に購入したい、という方も多いのではないでしょうか。

そんな方々におすすめなのが、社判のセット購入です。

上記で紹介した2社の通販サイトでもセット販売を行っています。普通に3本社判を購入するよりも圧倒的に低価格で購入できるため、社判・代表者印の作成予定がある方はセット販売の利用がおすすめです!

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社判には英語を彫ってもOK!会社印鑑に関する情報はこちら! https://www.plumassignment.net/syaban_english.html https://www.plumassignment.net/syaban_english.html#respond Mon, 10 Dec 2018 07:55:11 +0000 https://www.plumassignment.net/?p=3107 社判に英語はOK!

近年では社名に英語(アルファベット)が入っている会社が珍しくありません。

もし企業名に英語が入っていた場合、社判を作成する際に、アルファベットで作成するのか、カタカナ表記に変えるべきなのか、ご存知でしょうか。

こちらのページでは、社名に英語が含まれている企業向けに、英語での社判作成について詳細に解説しています。

意外と知られていない社判の常識について、一緒に確認していきましょう。


そもそも社判とはどんなもの?

社判とは、企業活動で使う印鑑全般のことを指します。

法務局に印鑑登録をして使用する「会社実印」をはじめに、銀行印・認印・ゴム印など様々な種類があります。

【社判の代表的な種類】

呼称役割印鑑登録形状表記内容
丸印会社の実印必要丸型外周:企業名
内周:代表者名(個人役職名)
法人銀行印会社の銀行印不要丸型外周:企業名
内周:「~銀行之印」
角印会社の認印不要四角形の印面縦書きまたは横書きで会社名のみ


各社判の使用用途

丸印:会社設立時に法務局に登録する印鑑。各種契約書や官公庁に提出する書類に押印。
法人銀行印:法人の銀行口座開設時に使用。
角印:請求書・見積書など、日常的に使用する書類に押印。



上記3つの社判は会社を経営していく上で欠かせません。

社名が英語の外資系起業や本社が海外の企業でも、日本に拠点を置く場合はこれらの社判を準備しておく必要があります。

では、実際に社判を作成する際に、企業名がアルファベットやカタカナの場合はどうしたらいいのでしょうか。

下記で英語の社判を作成する方法について詳しく解説していますので、早速みていきましょう。


社判は英語・カタカナどちらでもOK!

結論からお伝えすると、社判は英語・カタカナのどちらで作成しても大丈夫です。

2002年の商業登記法改正以降、会社の登記名(商号)にアルファべットを使用することが出来るようになり、現在ではほとんどの印鑑通販サイトで、英語とカタカナの彫刻が可能となっています。

これに伴い、登記上の社名・社判共に英語表記で揃えている会社は多く存在します。

しかし、上記の通り、英語の社判が認められるようになったのは18年前。そのため、英語が彫刻された社判を目にしたことがない人もいらっしゃるかと思います。

そこで、これから社判を英語で作成する際のポイントを紹介していきますので、ぜひ参考にして下さい!


社名が英語(アルファベット表記)の場合

例:登記名(商号)が「株式会社Stamp」

このように会社名がアルファベット表記の場合、社判の作成には2つの方法があります。

方法①:英語で統一する

社判の印影…「株式会社Stamp」
自社公式Webやパンフレットの記載…「株式会社Stamp」


方法②:読み安さに配慮し、カタカナ表記を利用する

社判の印影…「株式会社スタンプ」
自社公式Webやパンフレットの記載…「株式会社スタンプ」



これらはどちらも法的ルールに違反することはありません。

それは社判の刻印内容や署名表記について、使用可能文字を細かく決めている法律が存在しないためです。

このように「社判の表記は自由・アルファベットで社名を記載することもできる」のですが、ここで1つ注意しなければいけないポイントがあります。


正式社名・社判間の表記ブレはマナー違反になることも?

上記の方法②の例とは逆で、社名がカタカナ表記・社判がアルファベット表記である場合を考えてみましょう。

洗練された印象を与えようと、対外的には次のように表記した場合。

登記上の社名(商号):「株式会社スタンプ」
社判の印影:「株式会社Stamp」

この場合、社判を英語表記にする合理的な理由を読み取れるでしょうか?

英語表記の社名の場合、同名の法人が存在するかもしれません。法人番号で自社を検索してもらう際に混乱を招きますし、ちょっとした書類でも印鑑登録証明書を添付することになりかねません。

このように、不必要に英語表記を使用すると、取引先に不信感を与えることになります。

そのため、社名・社判の表記は揃えるのが無難と言えるでしょう。


英語を含む社判のサイズ・書字方向

社名に英語を含むか否かに関わらず、一般的な社判のサイズは次の通りです。

丸印(会社実印):18mm
法人銀行印:16mm~18mm
角印(会社認印):21mm~24mmの正方形型



上記が一般的な社判のサイズになりますが、角印の場合、21mmサイズの方が人気となっています。

24mmの社判だと、やや大きめという印象を与えるため、英語表記の社名が彫刻可能文字数を超えない限りは、1辺21mmで作成するのが無難です。


アルファベット表記の角印は横書きがおすすめ!

書字方向(縦書き・横書き)は、丸印・角印で異なります。

丸印:外周の企業名は横書き・内周は縦書き
角印:縦書き・横書きのどちらでも可



角印の場合、印鑑ショップの購入ページで縦書き・横書きのいずれかから選択できます。

日本語の社名は縦書きを選ぶのが基本ですが、英字の場合は読みやすさを考慮して横書きにするのが一般的です。

カタカナも混じる場合や短い英単語を社名としている場合は、縦書きのほうがバランスの良い場合もあるため、印鑑プレビューでチェックしてから購入することをおすすめします。


社名が英語表記の場合におすすめの書体

社判に限らず、実印や銀行印はセキュリティ性優先で「可読性の低さ」が優先されています。

しかし、英語を含む社判の書体選びは、読みやすさ重視で「古印体」または「隷書体」が人気です。

これらを含め、社判に使われる代表的な書体を紹介します。


篆書体(てんしょたい) …可読性低め

印鑑に使われる文字の中では可読性が低く、防犯性の高い書体です。

一般的に英字部分は判読しやすく彫刻され、「株式会社」「~事務所」といった漢字部分は従来通りの読みづらい字で彫り込まれるため、見た目の印象がややアンバランスになるのがネックです。


吉相体(きっそうたい/印相体とも)…可読性低め

篆書体の描線を太くしたような、力強い書体です。

印面のフチと文字の接触面が広いため、フチ欠けしにくいのがメリットです。

また、篆書体同様に英語の部分は読みやすく彫刻されますが、やや波うったような柔らかさが出るのが特徴で、法人格を示す漢字部分とのバランスは、篆書体よりも均整がとれています。


古印体(こいんたい)…可読性高め

日本で独自に発展した書体で、印鑑らしい格式と読みやすさを両方併せ持っています。

パソコンのフォントと比べてトメ・ハライに丸みを帯びた特徴があり、手彫りであれば偽造されにくいのもメリットです。

英字と「株式会社」等の法人格を示す漢字部分とのバランスがよく、社名に英語を含む会社の社判に最もおすすめです。


隷書体(れいしょたい)…可読性高め

中国で手書き文字として発達した、書道のお手本などで馴染みのある書体です。

古印体よりも字に横幅があり、縦書きの印面に映えます。


上記をまとめると、おすすめの字体はこのようになります。

印面に英語がある場合:古印体・隷書体
漢字・カタカナのみの場合:篆書体・印相体




社判の購入におすすめの通販サイト

どの書体を選んでも、アルファベットは漢字に比べて判読しやすくなります。

そのため、英語表記部分の多い社名だと、漢字のみの社判に比べ、偽造や複製のリスクはやや高くなってしまいます。

そのため、英語の社判を作成する際には、手彫り・手仕上げに対応している通販サイトを選びましょう。

手彫りや手仕上げでは、職人が手作業で彫刻を行うため偽造や複製に強く、セキュリティ性の高い印鑑が完成します。

英語での社判作成を検討されている方は、できるだけ手彫り・手仕上げに対応している通販サイトを選び、防犯性の高い社判を購入するようにしましょう。


英語の社判作成におすすめの通販ランキング!

こちらでは、英語・カタカナ・アルファベットでの彫刻が可能であり、手彫りや手仕上げの作成ができる通販サイトを厳選して3社紹介しています。

通販サイトは店舗ごとに強みが異なりますので、下記で自分のニーズに合ったサイトを選び、納得の行く社判作成をしていきましょう!


1位:ハンコヤドットコム

印鑑のネット通販専門店として人気No.1のショップです。会社設立件数の内、なんと18.2%がハンコヤドットコムで社判を購入しているという圧倒的な実績が人気の裏付けですね。

印影デザインは一点ずつ職人の手で行われ、英語を含む社名でも漢字とのバランスをとりながら作成してもらうことが出来ます。

印影作成と最終仕上げを職人の手で行い、その他の工程を機械に任せることで高セキュリティ&低価格を実現しています。




2位:はんこプレミアム

1本あたり+1,980円で手彫りを選択することのできる格安印鑑ショップです。

社判で人気の篆書体・吉相体・古印体の3種類だけでなく、隷書体・行書体・楷書体といった可読性が高いものを含めた全6書体のなかから選べるのが特徴です。

できるだけコストを抑えて社判を作成したい方は、はんこプレミアムでの購入がおすすめです!




3位:平安堂

選べる印材数が日本でもトップクラスの老舗印鑑通販サイトです。

今では希少な象牙も取り扱っており、高品質な印材で格式高い社判を作成したい方におすすめの通販サイトです。

平安堂では+9,000円で完全手彫りを選択することができ、判読しやすい英語表記の社名でも偽造や複製を防ぐことが出来ます。




社判の印面には、自由にアルファベット表記で会社名を彫刻することが出来ます。

基本的に印鑑は自由に作れますが、社名は登記済みのものとなるべく揃えて、読みやすい書体・防犯性の高い字体を選んで作成しましょう!

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社判を作成するポイントと人気の通販サイトを紹介 https://www.plumassignment.net/syaban_sakusei.html https://www.plumassignment.net/syaban_sakusei.html#respond Fri, 07 Dec 2018 06:45:01 +0000 https://www.plumassignment.net/?p=3094 社判の作成ポイント

社判の種類は多く、最低限必要な印鑑が分かりづらいとお悩みではないでしょうか?

できることなら、絶対に揃えておくべき社判を、最初にまとめて購入しておきたいところですよね。

また、会社の重要な契約に使う社判は、偽造・悪用に気をつけなくてはいけません。

そのため、新たに社判を作成するのであれば、信頼できる通販サイト防犯性能の高い印鑑を購入したいところです。

そこで当ページでは、会社経営をするなら知っておきたい社判の基本的な知識や作成時のポイントと共に、社判を作成するのにおすすめの通販サイトをご紹介していきます。

これから紹介する情報を知っておくことで、社判の作成がお得で簡単になります。

これから起業や社名変更を控えている人は必見です!


最低でも作成しておきたい社判は3つ!

社判とは会社で使う印鑑の総称。つまり、会社実印からゴム印まで数多くの種類があります。

しかし、この中で最低限持っておくべき印鑑は「丸印」「角印」「法人銀行印」の3つ。

それでは、まずは上記の3つの社判について、基本的な情報を抑えておきましょう。


丸印(会社実印)

印面が丸い形で、外周(回文)に会社名・中央(中文)に代表者役職名が刻まれています。

会社設立時に法務局へ印鑑登録され、重要な契約書や官公庁提出書類に用いられる社判。

起業してまず最初に必要になる社判です。


法人銀行印

形状や印面の内容は丸印と同様です。一般的に実印よりも一回り小さく作成します。

当座預金口座の開設など、銀行に登録するために使われる社判ですので、会社の通常業務で使用することはほとんどありません。

しかし、金銭を管理する社判のため、紛失や盗難に遭うと大きな損失を被る危険性があるので、作成後の保管には十分気をつける必要があります。


角印(会社認印)

印面は四角い形で、会社名のみ刻まれている社判。請求書や領収書など、主に経理関係の発行部数の多い書類に使用されます。

丸印を代用することも可能ですが、偽造や悪用等のリスクを抑えるためにも角印を作成しておくことが無難です。


上記3つの社判は会社の経営において必要になる大切な印鑑です。

会社設立や社名変更の際にはセットで作成することをおすすめします!


持っておくと便利な社判

請求書や見積書など、契約書類を取り扱う部署では日常的に社判を使用します。

もちろん先出の通り、丸印・法人銀行印・角印の3つがあれば経営に問題はありませんが、社判の中には作成しておくと業務効率がアップする便利な印鑑がありますので、下記で紹介していきます。


住所印・日付印などの「ゴム印」

企業の住所や書類の発行日などの定型文を1回の押印で簡単に記載することができるゴム印。

作成しておくと事務作業の効率が上がります。


契約書類に使用する割印・契印

契約書の不正を防ぐために使用する社判。

2つ以上の書類にまたがって押印するため、細長い形状の特徴的な印鑑となっています。


これらの社判は絶対に必要というわけではありませんが、作業の効率を上げるために、余裕があれば作成しておきたいところですね。


丸印・法人銀行印・角印を作成しておくべき理由

3種類も印鑑を揃える最大の理由は「セキュリティ性」にあります。

どれか1つが盗難紛失・偽造被害にあっても、他の社判を使用していた業務への影響は最小限に抑えられます。

特に実印と銀行印を分けることは重要です。

どちらも万一のことがあれば、手続きが大掛かりになるだけでなく、取引先にも迷惑をかけることになります。

上記をまとめると

①複製・盗難紛失に備えられる
②取引先に自社の信頼性・威厳をアピールできる
③印面の摩耗やフチ欠けを避けられる


1本あたりの使用頻度が減れば、それだけ経年劣化を遅らせることも出来るというメリットもあります。

そのため、長い目で見ると、最初にセットでまとめて社判を揃えておいたほうがお得だといえますね。

それでは次で、実際に社判を作成する際に注意するべきポイントについて解説していきます。


防犯性の高い文字・社判に相応しい書体はこれ

社判は会社の意思決定を表す大切な印鑑。

企業間の契約書や官公庁に提出する公文書に押印するハンコですので、偽造や複製の被害に遭うことは絶対に避けなければなりません。

そのため、社判の作成の際にはセキュリティの高い書体を選び、印面には悪用されづらい文字を彫刻するようにしましょう。


高セキュリティ・デザイン性を兼ね備えた「篆書体」

多くの社判に選ばれている人気の書体。

古代中国から使われている歴史のある文字で、可読性が低く偽造や複製をされづらいという利点があります。

現在でもパスポートや日本銀行券に使用されていることから、篆書体の防犯性の高さがわかりますね。

デザイン自体にも風格があり、社判を作成する際に最初に候補に上がる書体です。


縁起が良く高セキュリティの「印相体」

篆書体を改良し、風水や運気の観点を取り入れた書体。

印面の文字とフチの接触箇所が多いため破損にも強く、縁起の良さだけでなく実用性も高いというメリットがあります。

起業時に新たに社判を作成される方は、これからの会社の発展を願い、運勢や風水の良い印相体で作成するのもいいですね。


上記の2つは、多くの会社経営者にも選ばれているおすすめの書体です。

とはいえ、実際に社判を作成する際には、完成品のイメージが浮かばないと選びづらいですよね。

そんな時には、「印影プレビュー機能」を使用しましょう。


注文の前に「印面の確認サービス」を利用しましょう!

篆書体や印相体などの印鑑に彫刻する文字は、日常的に見かけることがないため、完成品のイメージがつきづらいかと思います。

せっかく注文した社判が、手元に届いたらイメージと違った、なんてことは避けたいところです。

そこで、ぜひ利用していただきたいサービスが、「印影プレビュー」です。

このサービスでは、注文前に自分が選んだ書体で作成した場合、どのような社判が完成するのか画像で確認することができます。

重要な社判の作成で失敗や後悔をしないためにも、印面の事前確認をすることをおすすめします!


適切なサイズはどれくらい?

社判のサイズは、角印(認印)>丸印(実印)>法人銀行印の順番で作成します。

作成の際には、個人の印鑑とは大きさの順番が違うという点に注意しましょう。


各社判のおすすめサイズは

社判は角印を最も大きく作成し、丸印より一回り小さく作成する法人銀行印が最も小さくなります。

一般的には
角印>丸印>法人銀行印
21mm>18mm>16.5mm

ほとんどの方が、このようなサイズで作成します。

また、社判の作成時にはサイズと一緒に社判の形も選びましょう。


天丸と寸胴の2タイプ

天丸タイプと寸胴タイプ


社判の形状には天丸タイプ寸胴タイプの2種類があります。

形状に関しての規定などはありませんので、好みの形で選びましょう。

作成時のポイントとして、丸印と法人銀行印の形状は別にしておくと、実際に使用する際に区別しやすく実用的です。


社判におすすめの素材

社判は柘や黒水牛など、天然素材で作成されることが多いです。

しかし、最近では金属素材の「チタン」が多くの経営者から人気を集めていることはご存知でしょうか。

下記では、社判に人気の素材を特徴別に説明していますので、ぜひ参考にして下さい。


印鑑の素材としては一般的な木材である柘はコストパフォーマンスに優れています。
木材系の印材の中では圧倒的に安く、定期的に手入れをすれば長く使用することが可能。

会社設立の際など、できるだけ出費を抑えたいという方におすすめの素材です!


黒水牛

社判の素材としてとても人気の高い印材です。
漆黒のデザインには風格があり、牛の角ということもあり耐久性能も抜群。

社判に必要な要素を兼ね備えながら価格もそこまで高くないという、まさに社判にうってつけの素材です。


チタン

先出の通り、近年人気を集めている金属素材です。
チタンで作成する社判は落ち着きと重厚感のあるデザインになるため、社判にもぴったり。

ですが、チタンが人気を集める一番の理由は外観ではありません。

その理由は圧倒的な耐久性能です。

チタンは金属ということもあり、衝撃や摩耗による破損とはほぼ無縁。かつ、火災にも耐えられる耐熱性能まで備えています。

会社を次の世代まで引き継いだ後も、長く使用できる人気の印材です。


上記のおすすめ素材をランキング形式にするとこのようになります。

 おすすめ耐久性能コスパ
1位チタンチタン
2位黒水牛黒水牛黒水牛
3位チタン


いかがでしょうか。

印材ごとの特徴を把握し、社判を作成していきましょう!


セットでの作成がお得です!

会社の設立や経営は「丸印(会社実印)」さえあれば可能

しかし、偽造・悪用のリスクや仕事の効率を考えると、その他の社判も持っておきたいところです。

とはいえ、「最初は出費を抑えたい」「既に実印は持っているから、また作成するのは面倒」など、新たに社判を作成するのには様々な悩みがあるかと思います。

そこで当ページがおすすめしているのが、社判のセット購入です。

社判のセット購入はバラバラで作成するよりもお得。通販サイトによっては最大で70%オフで作成することも可能です。

また、多くの通販サイトでは「丸印」「角印」「法人銀行印」の3本セットを取り扱っていますので、新しく社判を作成する予定のある方は、セットで購入されることをおすすめします。


おすすめの通販サイトはこちら

社判を作成するにあたって、気になるのが購入先の信頼感ですよね。

通販サイトで社判を購入しても大丈夫か、という不安をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、信頼できる・セット販売がある・コストパフォーマンスが良い、という観点からおすすめの通販サイトを厳選しました。


シェア・実績No,1!ハンコヤドットコム

年間41万件の出荷実績があり、実に2分に1本印鑑が売れている人気No.1の印鑑ショップ。

社判に関しては、なんと会社設立件数のうち18.2%がハンコヤドットコムで作成しているという人気の通販サイトです。

知名度や圧倒的な出荷実績以外にも、社判のセットは2本セットからゴム印付きの5本セットまで、ニーズに合わせて幅広い商品を展開しているため、余計な出費を避けて必要な社判だけを購入できる点も魅力的です。

また、上記以外にも即日発送サービスや「起業応援印鑑セット」などのキャンペーンが行われており、これから社判の作成を控えている方には、是非見ていただきたい通販サイトとなっています!




コスパ抜群!はんこプレミアム

社判だけでなく、個人の印鑑も格安で作成できる通販サイト。

ただ安いだけでなく、印材の種類や質の高さも魅力のお店です。

はんこプレミアムでは「法人用印鑑セット」が最大30%オフで販売されており、「実印」「銀行印」「認印」の3本セットの場合、なんと8,480円~という低価格になっております!

価格を抑えて社判を作成したい方は必見の通販サイトです!

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社判とはどんな印鑑?~会社で使うハンコを徹底解説~ https://www.plumassignment.net/syaban_toha.html https://www.plumassignment.net/syaban_toha.html#respond Mon, 26 Nov 2018 03:38:00 +0000 https://www.plumassignment.net/?p=3038

会社設立・法人登記の際に必ず作る「社判(法人印)」とは、企業活動に欠かせないものです。その役割や揃えるべき種類を正しく理解することで、業務効率化・取引先からの信頼アップに繋がります。

また、会社で使用する印鑑には「社判」「会社印」「法人印」など複数の呼称があるため、各印鑑の違いや役割を認識しておくことが重要です。

そのため、当ページでは

「社判の具体的な役割とは?」
「丸印・角印の違いが分からない」
「選び方や購入場所を知りたい」

このような疑問を解消するため、社判についての必須予備知識・他の印鑑との違いを紹介していきます。


そもそも社判とはどのような印鑑?

会社設立の際に登録するものを含め、企業として活動や業務を行う際に使う印鑑全般を「社判しゃばんと呼びます。

重要書類や官公庁書類への押印に使うものから、ダイレクトメールや社内資料作成に使うものまで、重要度ごとに丸印や角印といった様々な種類の社判が存在します。

社判の使い分けに明確なルールはありません。

ですが、重要度の高い書類や契約には丸印(実印の役割を持つ社判)を押印し、日常業務で発生する書類には角印(認印の役割を持つ社判)を使うことが一般的です。

上記の様に明確なルールがないため、会社ごとの慣習や決まりに従って押印しましょう。

社判を押すという行為は、会社の意思決定を担うとても重要なものになります。ミスのないようにしっかり確認し、慎重に押印することが大切です。


最低限必要になる3種類の印鑑

社判には使用用途・重要度別に種類があります。

後ほど説明するように、印面の形状は自由に選んで問題ありません。

最も重要な3種類の社判については、簡便なゴム印ではなく、朱肉を使用する印鑑である必要があります。

それでは下記で、3種の社判について見ていきましょう。


必須の社判①「会社実印(丸印)」

社判の中でも最も強い効力を持つ印鑑。印面の形から丸印と呼ばれることもあります。

会社実印は、法人登記(会社設立)の際に法務局へ登録をする印鑑です。

重要な契約や書類に使用する印鑑であり、印鑑登録をしなければ効力を持たないという点は、個人の実印と同様です。


必須の社判②「銀行印」

当座預金など、法人が銀行で口座開設する際に届け出る社判です。

印面には代表者名の代わりに「銀行之印」と彫り込まれます。

会社の資金を管理するための印鑑ですので、保管に気をつけて使用しましょう。


必須の社判③「会社認印(社印・角印)」

請求書や見積書などに使用する、使用頻度の高い印鑑です。

四角い印面のハンコを用いるため「角印」と呼ばれることもあり、会社の認印として使用します。

印面には会社名+役職名が彫り込まれ、代表者と役員・一部の許可を得た社員のみが使用できます。

会社実印や銀行印で代用することもできますが、偽造や不正使用防止という観点から、会社認印は別に用意することをおすすめします。


このほかにも、次のような様々な種類の社判が存在します。


役職印:代表者以外の役員が使用する印鑑
副印:会社認印の復製印(規模が大きく業務上欠かせない会社で使用)
割印:重要書類入りの封筒に、封印として押す印鑑



上記以外にも、事務作業で使う日付印や住所印などのゴム印など、会社の業務に合わせて多様な社判が存在します。

これらの社判の用途をしっかりと認識し、実際に使う場面で慌てないように準備しておきましょう。


社判の形状(丸印・角印・ゴム印)

社判には丸型角型の2つの形状があります。

それに加えて、会社の事務作業などで使用するゴム印も社判の1つです。

それでは下記で、どの印鑑をどの形で作成すればよいのかを確認しましょう。


①丸型…会社実印・銀行印

ラウンド型の印面の外周に会社名内側に役職名または銀行印と記載されています。

ほとんどの企業が丸型の印鑑で実印を作成していることから、会社実印は「丸印」と呼ばれることも多いです。

②角型…会社認印

印面に会社名のみ記載し、請求書・領収書など日常的に発生する書類への押印に使用します。

法人格を持つ会社の認印として機能するこの印鑑は、その形から一般的に「角印」と呼ばれています。

③ゴム印

ゴム印として作成するのは、そのほとんどが社内で行われる事務作業用の印鑑です。

ダイレクトメールの住所ラベル・担当者印・日付印や、分解して自由に組み合わせができるタイプなど、現場のニーズに合わせて購入します。


上記をまとめると
 丸型角型ゴム印
用途・会社実印
・銀行印
・会社認印・事務作業
登録・必要・不要・不要
印面・会社名
・役職名(銀行印)
・会社名・用途ごと


このように分類することができますね。

それでは次で、社判のサイズとはどんなものがあるのか見ていきましょう。


一般的なサイズはどれくらい?

社判を作成する際に迷ってしまいがちなのがサイズです。

小さすぎる社判では威厳がないし、大きすぎては失礼なのでは?と迷ってしまうポイントがいくつもありますね。

ですが、社判のサイズはこれ、といった明確な規定はありません。

そのため、社判のサイズは会社名の文字数に合わせて作成することが一般的です。

最も選ばれることの多いスタンダードなサイズは、次の通りです。

会社実印・会社認印(丸印):18~21mm
銀行印(丸印):16mm~18mm
会社認印(角印):21mm~24mm



印鑑ショップでサイズを選択する際は、自社の社名が印面の制限文字数に収まるかどうか確認して購入します。

なかには「事業が大きくなるように」という願いを込めて、敢えて大きめのサイズを選ぶ経営者もいらっしゃいます。


書体ごとの違いとは?代表的な文字形状の種類

会社名や代表者名を彫り込む際の書体も、具体的なルールはありません。

ですが、社判は複製や偽造などの悪用をされてしまうと、会社に大きな損害を招く恐れがあります。

そのため、社判の書体は、可読性複製しにくさを基準に選びましょう。

下記では、社判の種類ごとにおすすめの書体を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

篆書体(てんしょたい):会社実印・会社認印におすすめ

中国の古代王朝から脈々と受け継がれてきた、現在も使用される古代文字のなかではもっとも歴史の長いもの。

現在使用されている篆書体の形は、紀元前221年に中国最初の統一国家を実現した始皇帝が改良したままの姿だと言われています。

可読性が低く、複製や偽造が極めて困難であるため日本ではパスポートやお札にも使用されています。

吉相体(きっそうたい/印相体とも):会社認印・銀行印におすすめ

篆書体を改良した書体です。

篆書体と見比べてみると、文字が印面のフチとしっかり接触しており、フチの強度が高く、印面の欠け防止にもなります。

可読性は篆書体よりもいっそう低く、複製や偽造リスクが低いため対外的に使用することの多い認印や銀行印におすすめです。

篆書体と比べてフチの強度が高く、印面欠け防止にもなります。

古印体(こいんたい):会社認印におすすめ

明治時代に実用性重視で考案された、読みやすい書体です。

可読性が高く、捺印後に社名がはっきりとわかる書体ですが、その分防犯性は上の2つに劣ります。

そのため、荷物の受取や重要度の低い書類に使用する認印におすすめです。


どんな素材を使うべき?一般的な印材とは

社判の素材は、押しやすさと耐久性に大きく影響します。

社判は頻繁に買い換えるハンコではないので、長期間の使用にも耐えられる耐久力風格のあるデザイン性に着目して選んでいきましょう。

木材

手ざわり・紙馴染みがよく、不器用な人でもきれいに押印できるのが木材の特徴です。

社判としては、柘(つげ)を印材とするものが最も普及しています。

環境に配慮して開発された新素材や、仏具素材や香木として珍重される「白檀」「黒檀」など、種類が豊富であることや、コストパフォーマンスの良さが魅力の印材です。

コスパが良い素材:柘(つげ)・楓(かえで)
高級感のある素材:白檀(びゃくだん)・黒檀(こくたん)

保管上の注意:直射日光や湿度・乾燥に弱いため、ケースにいれて保管。




動物の角&牙

もっとも印材に適していると言われているのが「象牙」です。

しかし、ゾウの生息数減少によりワシントン条約で輸入制限がかけられているため、印材として選ぶ場合は非常に高価になります。

そのことから、多くの経営者がら人気を集めているのが黒水牛

象牙に比べ圧倒的に安い素材ですが、漆黒のボディには威厳や風格があり、実用性も高いことが人気のポイントです。

また、他の企業とは一味違った社判を作成したいという方は、白く優しいデザインのオランダ水牛での作成がおすすめです。

コスパが良い素材:黒水牛・オランダ水牛
高級感のある素材:象牙

保管上の注意:乾燥と直射日光を避け、化粧品用のオイルで表面を保護します。




金属(チタン)

強度・耐火性ともに群を抜いており、お手入れも不要で保管場所も選ばないのがメリットです。

その中でも人気なのが、軽量で医療・宇宙開発等にも使用されているチタンです。

あらゆる印材の中でもトップクラスの耐久性能を誇るチタンは、破損しにくく、火災になっても燃え残る耐燃性までを備えています。

デザインにも重厚感があり、まさに社判にうってつけの素材です。


いかがでしょうか。

社判の素材を選ぶ際には、耐久性能とデザイン、コストパフォーマンスに注目して作成していきましょう。


おすすめの管理方法

企業間の契約や取引に使用する社判が、紛失や盗難・不正使用被害に遭った場合、会社に大きな損害を与える危険性があります。

最悪のケースだと自社だけでなく取引先にも迷惑をかけてしまうことが考えられます。

そこで、次のポイントを守って管理していきましょう。

・実印・銀行印・認印は鍵付きのキャビネットや金庫で保管する
・社判の保管場所や使用場面を指定した社内ルールを作る
・社判を使用できる人間を限定する




上記のように、社判の管理にはしっかりとしたルールを作成しておくことが重要です。

また、先出ではありますが、社判自体のセキュリティを高めておくことも重要。

なるべく防犯性の高い書体、作成方法で社判を作成しましょう。


社判はセット購入がおすすめ

会社設立時の印鑑登録は1本あれば十分ですが、実際に会社を経営していく際には、実印の他に銀行印・認印を準備する必要があります。

ですが、後々3本揃えるのであれば、会社実印を購入する際にまとめて揃えておくことがおすすめ。

というのも、セットで社判を購入することにはたくさんのメリットがあるからです。

社判をセット購入するメリット

・後から追加購入する手間が省ける
・材質を揃えられる
・一本づつの購入より費用を抑えることができる



印鑑の材質(印材)の取扱いは、お店や時期によって異なります。

違うタイミングやお店で購入すると「同じ印材を購入したはずなのに品質や見た目がバラバラ」ということになりかねません。

また、セットでの購入は通常の購入に比べ圧倒的に安く購入することができます。

会社設立の際は様々な手続きや費用がかかります。

そのため、社判は通販サイトを利用して、セットでお得に作成することをおすすめします。


社判の作成におすすめの通販サイトはこちら

これから社判を作成される方におすすめしたい通販サイト3社をまとめました。

印鑑の通販サイトは各社ごとに特徴がありますので、自身のニーズに合わせて作成するお店を選んでいきましょう。


【ハンコヤドットコム】

年間出荷実績が41万件を超える、業界大手の印鑑専門通販サイト。

法人での利用者数も多く、TVなどでも紹介されているため信頼度も非常に高いです。

こちらのお店には多くの印影デザイナーが在籍しており、同じ印影の銀行印は作られないので、防犯面においても安心できます。

印鑑素材も豊富に取扱っていながら、その全てが国内生産

また、会社設立3本セットや丸印・角印セットなど、社判のセットも豊富に用意されていますので、できれば安く、でも品質にはこだわりたい、という方でも満足のいく通販サイトです!



【はんこプレミアム】

社判はとにかくコストを抑えて作成したい。

そんな方におすすめなのが、はんこプレミアム

こちらの通販サイトでは社判が格安で販売されています。

はんこプレミアムは、実店舗を運営しておらず、家賃や人件費などを抑えています。

加えて、TVやチラシなどの宣伝を一切行っていないため、宣伝費がかかっていません。

他のサイトに比べて、経費を押さえることで、圧倒的な低価格を実現しています!

作成にかかる費用を重視する方におすすめの通販サイトです。



【平安堂】

関東で60以上の店舗を展開している老舗印鑑専門店。

平安堂では、象牙を始めとした高級印材から、他では取扱いのない珍しい素材までを、高い品質で取扱っています。

さらにこちらのお店には1級印章技能士が在籍しており、完全手彫りで社判を作成することが可能。

防犯性を求められる社判の作成にはピッタリと言えますね。

また、風格のあるデザインの社判を作りたいという方にはピッタリの通販サイトです。





上記で紹介した通販サイトをまとめると

・信頼できる、実績のある店で作成したい:「ハンコヤドットコム」
・費用を抑えて、コスパの良い社判が欲しい:「はんこプレミアム」
・高品質、高級感や風格のある社判なら:「平安堂」

このように印鑑の通販サイトは数多くありますので、その店の得意分野や特色を理解することが重要です。

社判作成の際は自分が求める条件にあった店を選び、理想の社判を作成しましょう!
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今さら聞けない社判の押印方法はこちらで確認! https://www.plumassignment.net/syaban_ouin.html https://www.plumassignment.net/syaban_ouin.html#respond Thu, 29 Nov 2018 09:53:05 +0000 https://www.plumassignment.net/?p=3069

社判は種類が複雑で、役職や部署によっては使う機会も少ないため、長らくビジネスの現場にいても良く分からないという人が少なくありません。

あなたは、書類や形状ごとの押印方法・マナー・キレイに押すコツまでご存知でしょうか?

「実は社判について全然知らない」
「これから社判を使う部署に移動する」

そんな方は、今更他の人には聞きづらい「社判の正しい押印」について確認しておき、いざ社判を使う時に困らないように備えておきましょう!


「社判」の種類と押印する書類

一口に社判と言っても、印鑑登録済みの実印を指す場合・それ以外で業務に使用している法人用印鑑を指す場合があります。

本来「社判」とは、企業や団体で使われる印鑑全般のことを指しています。

そのため、押印方法を確認する前に、重要度順に社判の種類を知っておきましょう。

丸印(会社実印)

印面に会社名+代表者名が記載されている、丸形の形状の印鑑。

会社設立の際に法務局に届ける、会社の信頼性と権利そのものを示す印鑑です。一般的には、会社実印を指して「丸印」と呼びます。

印影:会社名+代表者名
押印する書類:重要な契約書・官公庁への提出用などの公式文書
使用目的:発行元が法務局登録済みの信頼できる会社であること・最終責任者である会社代表者の決定の両方を伝えるため



法人銀行印

印面に会社名+“銀行之印”と彫り込まれた、実印よりも一回り小さい丸形の印鑑。

当座預金等の法人口座開設に押印します。会社の資金を管理するための大切な役割を持っています。

印影:会社名+銀行之印 押印する書類:口座開設や預金管理の際に、金融機関に提出する書類
使用目的:法人口座の開設・会社の資金管理



角印(会社認印)

印面に会社名のみが記載されている、正方形の形の印鑑。

主に請求書・領収書などに使われ、押印する機会の多い社判です。

印影:会社名のみ
捺印する書類:領収書・見積書・請求書(発行元の証明として押印)
使用目的:発行元の証明



その他の社判

社判には上記3つの印鑑以外にも、日常業務で使用するゴム印や、契約書に押印する割印や捨印も含まれます。

ゴム印:日常業務で使用。住所印や日付印など
割印:契約書にまたがるように捺印する印鑑
契印:複数枚の書類の関連性を証明するために押印する社判




このように社判の種類は多く、それぞれ役割が違いますので、押印の際には注意が必要です。

次の章では社判ごとの押印方法について詳しく紹介しておりますので、早速チェックしにいきましょう。


様々な社判の押印方法

上記で社判も種類によって使う場面や書類が異なることがわかりましたね。

それでは、実際に社判を押印する際に困らないよう、下記で各社判の正しい捺印位置や押印方法を見ていきましょう。

丸印の押印方法・位置

丸印は会社名や代表者名の右横に、かぶせないように押印します。

これは、印鑑登録証明書と印影を照合できるようにするための配慮です。

印鑑登録された実印は、会社の実体そのものと言える最も重要な備品のひとつです。複製や悪用を防止するため、社員2名体制で記録をとりながら押印することをおすすめします。

角印の捺印方法・場所

角印は請求書・領収書の発行証明として、主に経理担当者が押します。

こちらは印鑑登録証明書を添えることはないため、社名または代表者名の右端に重ねるよう押印しましょう。

用紙が小さくスペースがない場合は、社名・代表者名の中央付近に押しても問題ありません。

割印・消印・訂正印の押印方法

社判は会社名・代表者の署名に添えて押すとは限りません。事務処理の現場では、割印・訂正印という押し方もあります。

いずれの場合も、原則として丸印が用いられます。

割印の押し方

契約書の原本と控えなど、2枚の書類が紐づいていることを証明するために押す社判。

2枚の書類を上下または左右にずらして、印影が両方にかかるように押します。

訂正印の押し方

書類発行元による訂正であることを証明するために押します。

文書中に誤りがあった場合、訂正箇所に二重線を引いた後、線にかぶせるように押印します。

社判の種類は、署名欄(会社名・代表者名など)に押印したものと同じものを使います。


ハンコが苦手な人へ:社判をきれいに押印するコツ

社判の印影欠けは厳禁です。見栄えが悪くなるばかりでなく、実印の場合は印鑑登録との照合が出来ません。

そこで、下記で社判をきれいに押印する3ポイントを紹介致します。社判の押印の際は以下を抑えて失敗を防ぎましょう。


①朱肉はつけすぎない

社判を押し付けず、軽い力で乗せるように朱肉をつけます。朱肉をつけすぎると、印影がにじんでぼやけてしまいます。

また、朱肉のスポンジ部分は経年劣化し、インクが詰まってしまいます。

こうなると、印面に均等にインクを行き渡らせることができません。

「朱肉が乾いてきてインクのりが悪くなった」と感じる場合は、市販の補充液を使うのではなく丸ごと買い替えることをおすすめします。


②持つときは3本指で押す

印鑑を押すとき、人差し指と親指の2本だけで持つのは間違いです。

印面全体に力を均等に伝えることが出来ず、印影が欠けやすくなります。

人差し指・親指とさらに中指を使って、3本の指でしっかりと支えることがポイントです。


③朱肉はきれいにふき取る

社判の素材(印材)が木材や象牙・黒水牛などの天然素材の場合、印面に残った朱肉が材質劣化の元になります。放置しておくと、細かいひび割れが出来て印面のフチ欠けの原因になります。

彫りなおしや再購入の際の手続きが煩雑な実印・銀行印は、使用後に朱肉をしっかりふき取って保管しましょう。


作成の段階できれいに捺印できる印鑑かどうかが決まります

社判作成の際に選ぶのは印面の形だけではありません。

押しやすさや見た目の好みに合わせて持ち手の形を寸胴型天丸型の2タイプから選ぶことが可能です。


寸胴型

胴部分にくびれがなく、立てて置くと柱のようにまっすぐになっているタイプ

社判としては、事務作業で使う認印の形状として好んで選ばれます。

収納性が高く持ち運びしやすいのがメリットですが、力の弱い人だと印影欠けしやすいのがデメリットです。

天丸型

柱状の寸胴型に対し、天丸型は胴部分にくびれがあるタイプ

社判では、法務局へ印鑑登録する会社実印・角印の形状として好んで選ばれます。

押印するときに印面へ力が伝わりやすいため、ハンコが苦手な人でも押しやすいのがメリットです。その一方で、寸胴型と比べて高価になりやすいのがデメリットです。


まとめ

社判には、法務局へ印鑑登録する最も重要な「会社実印(丸印)」を筆頭に、銀行印・会社名のみ刻まれた角印があります。

これら社判の押印方法のポイントは次の3つです。

・会社名・代表者名に添えるときは「右側」
・印鑑登録された実印以外は「字に重ねて押す」
・押すときは3本指で持ち、朱肉をつけすぎない



現段階で社判を使用する予定がなさそう、といった方も、事前に社判の押印に関する知識を持っておくことで、いざ社判を使用する時に困らずに済みます!

逆に、これから社判の作成を検討しているという方は、こちらのページで社判の購入にもおすすめの通販サイトをランキング形式で紹介していますので、ぜひご確認下さい!



当ページで紹介した、ビジネス上知っていて当たり前だと思われがちな「社判」に関する知識。

あらかじめ上記のポイントを抑えておき、ビジネスパーソンとして一歩先に進んでいきましょう!

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社判と角印~混同しやすい会社印鑑の持つ役割とは~ https://www.plumassignment.net/syaban_kakuin.html https://www.plumassignment.net/syaban_kakuin.html#respond Wed, 28 Nov 2018 06:35:40 +0000 https://www.plumassignment.net/?p=3054

社判しゃばん」とは、会社で使用する印鑑のこと。

そう言われても、会社には角印丸印ゴム印など様々な種類の印鑑があるので、どれがどれのことだかわかり辛いですよね。

ですが、この社判に関する知識を曖昧なままにしておくことは危険です。

企業間の重要なやり取りにも使用する社判は、慎重に押印しなければ、大きな損害を被ることもありえます。

そこでこちらのページでは、社判と角印・丸印の違いから、詳しい用途や作成のポイントまでを解説していきます。

社判についての正しい知識を習得し、いざ捺印の際に慌てず、失敗しないように備えておきましょう。


「社判」と「角印」どう違う?

会社の実印・銀行印・認印やその他日常的に使用する会社印鑑を総称して「社判(しゃばん)」と呼びます。

つまり、角印も丸印も法人銀行印も、全て「社判」ということになりますね。

それでは、下記で社判の中でも使用頻度の高い角印と丸印の特徴について解説致します。


法人の認印:角印の特徴

角印は正方形の印面に、会社名のみが彫られている印鑑です。

代表者名等の個人名は入っておらず、会社名の続きに“~之印”と彫られている場合もあります。

角印は社判の中でも使う機会の多い印鑑で、日常的に発生する業務や書類に押印することが多いです。

また、角印は「社印」と呼ばれることもあります。さらに、企業によっては角印のことを「社判」と呼ぶケースもあります。

そのため、「社判(社印)を押しておいて」という支持を受けた場合には、角印のことを指しているのか確認するなどの注意が必要です。

角印が使用される書類

・請求書
・契約書
・発注書
・各種契約関係の証明書



会社の実印:丸印の効力

印面が円状で外枠と内枠がある丸印は、法人において実印の意味を持っています。

そのため日常的には使わず、企業間の重要な契約などで捺印します。

また、角印は購入してすぐに社判として使用できますが、丸印は法務局へ登録をしなければ効力を発揮しません。

丸印を押印するシーン

・会社設立時、法務局への登録で押印
・企業間の契約時
・重要度の高い書類



上記のように、社判の中にもいくつか種類があり、その中でも用途や役割が異なりますので、使用の際には十分な注意が必要です。


丸印・角印の使い分け方。使用場面の違い

角印は会社における認印、見積書や請求書などで日常的に使用。

丸印は実印だから重要な契約で使う、と言われても、実際にはどのように使い分ければよいか迷ってしまいますよね。

上記のように迷わないためには、角印と丸印の押印にどんな意味があるのかを知っておくことが大切です。

丸印:企業の信頼性・責任の所在を知らせたい書面に使用

丸印の印面には、会社名+個人名(または役職)が彫り込まれています。

丸印を押した場合、その書類について「発行会社が公に信頼されていること」「会社の重要ポストが内容の正しさを保証すること」の両方が伝わります。

そのため、部外者の目にふれることのない契約書類・決算関連の財務資料等の最重要書類に使用します。


角印:自社発行の書類であることを証明したいときに使用

角印には原則として個人名・役職名が彫り込まれていないため、責任の所在を明らかにすべき最重要書類には不向きです。

あくまでも「他のどこの会社でもなく、自社が発行したということを証明がしたい」という目的で用いられるものです。

請求書や領収書といった財務書類や、第三者の目に触れる可能性が高い資料等に使用することが多いです。


丸印・角印はどんな人の目に触れるのか

この2つの社判の違いは、丸印・角印を目にする社外関係者の層にも違いをもたらします。

丸印:官公庁や得意先(付き合いの長い人)
角印:新規顧客・得意先の外注先や顧客(付き合いの浅い人・直接接点のない人



このように、結果として社判は「会社の第一印象」としての役割を果たすことにもなります。そのため、厳粛で格調高い印影が好ましいとされています。


角印の選び方

角印を選ぶ際の基準を重要度順に並べると、サイズ・書体・印鑑の材質(印材)です。


サイズ

一般的に会社認印(角印)として選ばれやすいのは、一辺21mm~24mmの正方形型。

最小サイズは一辺15mm程度・最大サイズは一辺30mmほどです。

小さめのサイズ:経理業務向け
大きめのサイズ:寺社の縁起物に使用することが多い



大きすぎると押印した際にアンバランスになりますが、事業の験担ぎで大きいサイズを敢えて選ぶ会社経営者もいます。

彫刻可能な最大文字数をチェックし、自社の社名がおさまるか確認してから作成しましょう。


素材

古くから社判には「象牙」がおすすめと言われてきました。

確かに、象牙で作成した社判は、朱肉のなじみがよく、吸湿性と程よい粘りで使い勝手・耐久性ともに優れています。

しかし、現在では条約により取扱店が限られており、印材としては非常に高価になっているため、こちらのページでは象牙に替わるおすすめ素材を紹介していきます。

使用頻度が低い場合:木材がおすすめ

印鑑登録に使用しない場合・使用頻度が低い場合は、柘(つげ)・楓(かえで)を代表とする木材がおすすめです。

木材は手馴染みがよい反面、角系・金属系の印材と比べ、耐久性に難があり・印面欠けしやすいのがデメリットはあります。

しかし、木材系の素材はコストパフォーマンスに優れており、低価格ながらメンテナンスをすれば長期間使用できるというメリットがあります。

使用頻度が高い場合:チタンがおすすめ

優れた耐久性と軽量化を実現しているのが、チタン製の社判です。

管理場所を選ばずメンテナンスもほぼ不要なので、頻繁に使用する場合におすすめ。

また、デザインにも品と風格があり、社判に相応しい素材と言えます。

木材より少々価格帯が上がりますが、社判の素材に最もおすすめの印材です。


書体

角印は格式の高さを印象付ける必要があるため、篆書体(てんしょたい)または吉相体(印相体)を使用します。

可読性が低く複写も難しいため、偽造対策にもなります。

篆書体(てんしょたい)

世界で最も長く使われている古代文字。

社名に漢字が多い会社におすすめです。

吉相体(きっそうたい/印相体とも)

篆書体よりも字体が太く、印面のフチ欠け防止になります。

社名にひらがなやアルファベットが入る場合におすすめです。


社判の押し方・押す位置

ここまでで「社判」は会社で使われる印鑑の総称であり、大きく分けて角印(認印)・丸印(実印)・銀行印の3種類があることがわかりました。

ですが、実際に社判を使用する場面では

「押し方に決まりはあるのか」
「書面のどこに押したらいいのか」

など、様々な疑問が出てきますよね。

こちらのページではそんな社判の使用方法についての悩みを解決すべく、下記で押印する位置や捺印方法について解説しています。

角印の押し方・位置

角印の位置

角印は自社の基本情報(会社名・所在地・代表者名)の印字部分右側に押印します。

また、押印の際は印影が自社の情報に重なるようにする必要がありますので注意しましょう。

印影を文字の上に重ねることで、別の書面への合成・切り貼り対策となります。


丸印の押し方・位置

丸印の位置

会社名または代表者名の右横に、印字部分に被らないように押印します。

丸印は法務局に登録している印鑑ですので、印影照合や読みやすさを配慮した押し方になります。


法人銀行印

会社用の口座開設、また、その管理をする際に、指定された箇所に丁寧に押印します。

使う人間が限られる社判で、使用頻度もそこまで高くないため、押印時には印面が欠けていないか確認しましょう。


まとめ

ここまで解説した社判と角印の違いをまとめると、次のようになります。

社判:会社が使う印鑑の総称。実印・銀行印・認印の他、ゴム印なども社判。もちろん角印も社判に含まれます。
角印:スクエア型で社名のみが刻まれ、会社認印として請求書等に押印するための印鑑。
注意しなければいけないポイントとして、角印のことを「社印(しゃいん)」と読んでいる法人もあることが挙げられます。

社印=角印ですので、「社印を押しておいて」と指示された場合は、書類に押すハンコは角印です。

上記の通り、会社によって角印の呼び方は異なる場合があるので、所属している企業では社判をどのように呼んでいるのか把握しておくことも大切です。

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