翡翠(ヒスイ)
日本では古来より勾玉や装飾品に使用されてきたパワーストーンです。
最近では、天然石を印鑑の素材に使用した「宝石印鑑」が人気を集めていますが、翡翠も印鑑の素材として使用することが可能ということはご存知でしたか?
翡翠の人気の秘訣は「見た目の美しさ」と「開運効果」の2点。
それでは下記で、緑がベースの美しい翡翠印鑑が持つ開運効果について見ていきましょう。
翡翠(ヒスイ)の持つ特徴
翡翠は白と緑色が混ざっているような色合いの天然石で、カワセミの羽の色に似ていることから「翡翠(ヒスイ)」と呼ばれています。印材として使用すると、緑を基調とした綺麗な印鑑ができるため、男女問わず多くの方から人気の素材です。
翡翠(ヒスイ)ってどんな石
翡翠の歴史は古く、世界各地で縁起の良い石として大切にされてきました。中国ではパワーストーンとして、ネイティブアメリカンはお守りとして大切にしてきたと言われています。その中でも、翡翠の歴史は日本が最も古く、縄文時代にはパワーストーンとして使用されてきました。翡翠はその当時から、美しいだけでなく「豊穣」「生命」を呼び寄せる石と考えられており、神聖視され大切にされてきました。
また、豊穣などの開運効果に加えて見た目も非常に美しく、白と緑の織りなす独特な外観は、現代でも多くの人を魅了しています。女性の方などは、印鑑の素材ではなくブレスレットなどの装飾品として既にお持ちかもしれませんね。
新潟県の糸魚川市が世界№1の翡翠産地
良質な翡翠が多く取れる世界屈指の翡翠産地として、日本の新潟県の糸魚川市という場所が挙げられます!糸魚川市では縄文時代から翡翠の産地となっておりながら、現代でも環境に配慮した採掘を行っているため、とても高品質な翡翠が手に入ります!
国外ではミャンマーやアメリカ(カリフォルニア州)など限られた場所でのみでしか採れないので、希少価値の高い天然石だとわかります。
実印や銀行印などの素材としてはどうか?
宝石の硬度を表したモース硬度では、ダイヤモンドは最高数値の10、対して翡翠は6.5~7です。しかし、モース硬度が表す硬度は「傷のつきにくさ」のことであり、純粋にどちらが壊れにくいのかという点では、驚くことに翡翠の方が優れています。
そのため、一生モノとして壊れにくさや耐久力の求められる実印や銀行印にはうってつけの印鑑素材です。
しかし、壊れにくい印鑑ではあるのですが、傷は付きやすいという弱点があります。そのため使用後などのメンテンナスは丁寧に、大切に取り扱うことが重要です。
印鑑素材として期待できる効果は?
最近は開運効果のある印鑑として、パワーストーンを印材に使った「宝石印鑑」が人気となっており、翡翠も宝石印鑑の1つです。
宝石印鑑は使用する天然石やパワーストーンごとに効力が異なるため、自分が求めている運気や気になっている運勢、印鑑の見た目を考慮して作成していきましょう。
翡翠の持つ開運効果は?
翡翠で作成した印鑑が持つ開運効果は、平和、長寿、徳を呼び込むとされています。そのため、健康運や体調面が気になる方におすすめしたい印材です。また、健康長寿を支える一方で、翡翠は「洞察力を向上させる」とも言われており、このことから多くの成功や友人・家族との関係も良くなるとされています。
実印・銀行印・認印、どれにおすすめ?
翡翠は先出の通り、壊れにくさと開運効果、見た目の美しさを兼ね備えています。耐久性能が高いので、その点から長期間使用する実印や銀行印の素材として使用することがおすすめです。
しかし、翡翠は希少性が高く値段も他と比べて高額になる場合が多いため、印鑑の作成にそこまで予算をかけられないという方には不向きかもしれません。
とはいえ、翡翠印鑑の外観や開運効果を知ると、どうしても魅力を感じてしまいますよね。
そこで次の章では、インド翡翠という少し種類の異なる天然石を紹介しています!
翡翠の特徴を持ちながら、そこまで高額ではない宝石印鑑が作成できるので、早速見ていきましょう。
インド翡翠(アベンチュリン)とはどんな天然石?
インド翡翠(アベンチュリン)は天然の翡翠と非常によく似た見た目ですが、クリスタル(水晶)の仲間です。クリスタルの仲間とは言え、インド翡翠も緑色が綺麗な宝石印鑑です。
天然の翡翠と比べると緑色が濃く鮮やかなため、印鑑の素材に使用すると明るく幻想的な印象になります。
パワーストーンとしてはどんな効果があるの?
インド翡翠は鮮やかな緑色が木々や森を連想させ、癒やしの効果があるとされてきたパワーストーンです。そのためインド翡翠を身に着けていると、ストレスの軽減や疲労回復、ネガティブな思考の解消に効果があるとされており、アベンチュリンの名前でアクセサリーなどに使われていることも多いです。
加えて、インド翡翠は洞察力を向上させるとも言われています。
洞察力のアップや健康面での影響など、天然の翡翠に近い効果が備わっていることがわかりますね。
産地や希少価値は?
インド翡翠はその名前にもある通り、主にインドで採取できる天然石です。多量に産出されていることから、希少価値はそこまで高いものではなく、印鑑の素材にしてもそれほど高額になることはありません。
そのため、翡翠の印鑑が気になっていたが予算的に難しいという方は、インド翡翠(アベンチュリン)で印鑑を作成してはいかがでしょうか。
下記で天然の翡翠印鑑とアベンチュリンで作成した印鑑の価格表を用意しておりますので、実際に価格を比較しながら、どちらで印鑑を作成するか決めていきましょう。
アベンチュリンと翡翠の印鑑の価格差はどれくらい
開運効果が似ており、色合いも近いアベンチュリン(インド翡翠)と天然の翡翠。どちらの素材で作った印鑑も美しく仕上がりますが、完成品の色合いや印象と値段が大きく異なります。
※サイズは15mm
店名 | 翡翠 | アベンチュリン |
---|---|---|
はんこプレミアム | - | 12,800円 |
はんこワールド | 61,000円 | 16,400円 |
平安堂 | 10800円 | 37,422円 |
ROSE STONE | 187,000円 | 39,600円 |
いかがでしょうか。
平安堂はアベンチュリン(インド翡翠)の他に翡翠とラベンダー翡翠を取り揃えています!
上記の表から、翡翠とアベンチュリンには大きく価格に差があることがわかります。
販売価格を平均すると
・翡翠:118,667円
・アベンチュリン:31,141円
このように平均価格におよそ4倍の差があります。値段に関してはアベンチュリンが圧倒的に安いですね。
しかし、翡翠とアベンチュリンは色合いが違うという点に注意が必要です。
アベンチュリンは翡翠に比べると緑が強いので、翡翠の柄や見た目が良い、という方は作成前によく検討して下さいね。
おすすめの通販サイトはこちら!
翡翠やアベンチュリンの印鑑を作成する際は、通販サイトのご利用がおすすめです!通販サイトは商品の数が豊富なため、希少価値の高い天然の翡翠やアベンチュリンを取り扱っていることが多く、価格も実店舗に比べ手軽です。
下記で紹介している2店舗は、翡翠の印鑑を取り扱っている通販サイトの中でもおすすめの店舗ですので、ぜひご覧ください!
はんこプレミアム:上質なインド翡翠がお手頃価格
はんこプレミアムは印鑑の素材を豊富に取り揃えている大手印鑑通販サイト。運営元が印材の卸業者のため、商品の種類が豊富なだけでなく、低価格で販売されていることもおすすめのポイントです。
さらに、はんこプレミアムは開運印鑑に力を入れており、水晶や宝石印鑑の専門ページがある程です。
値段は気になるけれど、翡翠やアベンチュリンで実印を作りたい!という方にピッタリの通販サイトです!
平安堂:高品質で品格高い、高級感溢れる天然翡翠
平安堂は印鑑の素材数が日本一であり、実店舗の経営も行っている実績ある通販サイトです。パワーストーン宝石印鑑として実に26種類もの商品があり、サイズも12㎜と15㎜と実印にも認印にも使えるサイズで用意しています。
さらに、平安堂では翡翠の種類も3種類用意してあります。
本翡翠(ホンヒスイ)
天然の翡翠を印材に使用した高級印鑑。非常に希少価値が高く、品格高く美しい宝石印鑑です。ラベンダー翡翠
本翡翠同様希少価値の高い天然石。緑ではなく希少なラベンダー色の翡翠。インド翡翠(アベンチュリン)
水晶からできる天然石。綺麗な緑色の印鑑を作成出来ます。これら3つの翡翠印鑑はどれも高品質な素材を厳選して使用しているため、非常に上質で高級感のある印鑑を作成することが可能です。
※希少価値が高いため、タイミングによっては販売がストップしている場合もありますので注意。
「天然の翡翠にこだわりたい」
「実印向けに高品質な印鑑を作りたい」
という方は、ぜひ平安堂をチェックしてみましょう!