金融機関での手続きで必要になる銀行印は、実印に次いで重要度の高い印鑑。
そんな銀行印を作成するとなると、一般的にどんなサイズで作るものなのか、サイズに関する決まりはあるのかなど、銀行印の大きさに関するルールが気になりますよね。
こちらのページでは、銀行印で人気のサイズを紹介し、実印や認印との違いやおすすめのサイズ、性別による大きさの違いなどについて解説していきます。
銀行印の作成を検討している方は、ぜひ下記をご覧いただき、好みのサイズを見つけて下さい!
【個人用銀行印】男性か女性かでおすすめのサイズが変わります!
一般的に個人用の印鑑は、実印>銀行印>認印の順になっており、実印を一番大きく、認印のサイズが最も小さくなるように作成します。
つまり、銀行印は認印よりも大きく、実印よりは小さく作ることがポイントです。
具体的なサイズはどのくらい?
銀行印としてよく選ばれるサイズはこちら
男性:13.5mm~15.0mm
女性:12.0mm~13.5mm
男性と女性で人気のサイズに差がある理由としては、男女で実印と認印の大きさが異なることが挙げられます。
男性の認印で人気のサイズが12mm、女性が10.5mmですので、認印より1段階大きく作る銀行印のサイズに差が出てしまうということです。
銀行印のサイズに関する決まりはあるの?
銀行印のサイズに関する厳密なルールはありません。そのため、
「銀行印は絶対に12mm~15mmの間で作らなければいけない」
「男性の銀行印は13.5~15mm、女性は12mm~13.5mmの印鑑を購入する」
ということではありません。
ほとんどの金融機関で、自分の好みの大きさの銀行印を登録することが可能です。
上記の12.0mm~15.0mmというサイズが人気になっているのは、手持ちの実印や認印との区別をしやすく、管理がしやすいという理由からです。
しかし、厳密なルールが無いとはいえ、どんな印鑑でも銀行印として登録ができるというわけではありませんので注意が必要です。
銀行印の登録に関する詳細な条件は各金融機関により異なります。作成の際には事前にチェックしておきましょう。
サイズはフルネームかどうかによっても変わります
銀行印は名字で作るもの、と考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、先出の通り、サイズと同様に銀行印に関して厳密な決まりはありませんので、名字ではなく名前のみで作成しても何も問題はありません。
最近では、女性が結婚等により印鑑を作り直す必要がないという理由もあり、名前のみの銀行印を作成する女性が増えています。
また、名字の文字数が多い方の場合、印鑑のサイズが小さいとフルネームを彫ることができないということもあります。
このような場合、名字、あるいは名前のみを彫り、好みのサイズで銀行印を作成するという方法があります。
男女でサイズが違うことによるメリット
女性の銀行印は、男性より一回り小さいサイズで印鑑を作成すると良いとされています。というのも、既に結婚されている方であれば、夫婦で同じデザイン・似た外観の銀行印を持っていても、サイズが違うことですぐに判別できるからという理由があるためです。
結婚したタイミングで一緒に作成、結婚祝いでお揃いの印鑑を贈る、子供が生まれた際に一緒に銀行印を作る、といった場合、サイズをズラすことで個人の印鑑の区別ができるというメリットがあるということですね。
銀行印は子供へのプレゼントとしても人気の印鑑!
子供が成長するにつれ、銀行口座が必要になってきます。そのため、最近ではご両親から子供へ、素敵な印鑑をプレゼントするケースも増えています。
印鑑の重要性を理解している大人が、書体や印材のことを考えて購入するため、子供が自身で購入する印鑑に比べ防犯性が高い点も人気の理由です。
では、個人ではなく法人の場合、銀行印のサイズはどうなるのでしょうか。
次の章では会社で使う法人銀行印のサイズについて詳しく解説しております。
【法人銀行印】会社用の銀行印は16.5mmがおすすめ!
企業が使用する銀行印にも、サイズを決める際のポイントがあります。個人用とは選び方が異なりますので注意しましょう。
法人銀行印は、会社の財務を担う重要な印鑑です。企業で使う印鑑は他に「法人実印(代表者印)」や「角印」がありますね。
重要な法人銀行印、サイズに規定はあるの?
法人銀行印におすすめのサイズは、16.5mm~18.0mmです。重要度の高い印鑑のですので、そのサイズも大きいものかと思いがちですが、実は並び替えると、法人銀行印<法人実印<角印、という順番で作成することが一般的です。
つまり、法人銀行印は会社で使う印鑑の中では、最も小さいサイズということになります。
個人とは逆で、認印の役割を持つ「角印」が最も大きいサイズとなっていますので、作成の際には注意して下さい。
会社の名前が長い場合は大きい銀行印でもいいの?
法人銀行印の印面は、内側に「代表者印」または「代表取締役印」と彫り、外側に会社の名前を彫刻します。そのため、会社名が長いと印面に収まりきらない可能性があります。
多くの企業で16.5mm~18.0mm程度のサイズが採用されていますが、名称の長い企業では21.0mmで作ることもあります。
また、銀行印はほとんどの場合、サイズの大小に関わらず登録することが可能です。
法人銀行印は会社の設立時にセットで作成しましょう
会社用の印鑑をセットで作成することには、たくさんのメリットがあります。第一に、セットで購入することで価格を抑えて印鑑を入手することが可能です。
また、セットで作成することで、印鑑のサイズのバランスを取りやすいことも魅力です。
後から法人銀行印だけ作るとなると、法人実印や角印のサイズを忘れ、同じ大きさで作ってしまった、などのミスが起こりやすいです。
これから法人銀行印の購入を考えている方は、他の会社印鑑とセットで作成することをおすすめします!
銀行印のセット販売がお得な通販サイトはここ!
会社印は設立の際にまとめて購入することが一般的なため、セットの商品が便利で人気となっていますが、実はセット販売は個人用の銀行印を探している方にもおすすめです。「銀行印以外の印鑑は既に持っている、他の印鑑は不必要」という方の中には、手持ちの認印が古くなっていたり、以前適当に実印を作ってしまった、といった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこちらではセット商品がお得に販売されているハンコヤドットコムを紹介致します!
ハンコヤドットコムの魅力
印鑑の出荷実績が年間40万本を超えるハンコヤドットコムでは、銀行印のサイズも豊富に取り扱われており、個人・法人を問わず人気の通販サイトです。個人の場合、銀行印のサイズは12.0~15.0mmの間で好きなサイズを選ぶことが可能であり、それに合わせて実印や認印のサイズも変更することができます。
法人の場合、銀行印のサイズは人気の16.5mmと決まっていますので、名称が長い会社は注意が必要です。
セットの組み合わせも多様に用意されており、銀行印×認印セットや会社印鑑3本セットなど、必要な種類のハンコだけを選択してセット購入できることも大きなメリットと言えますね。
【まとめ】サイズの選び方のポイント
【個人用】銀行印のサイズ | 女性 | 男性 |
---|---|---|
12.0mm | ○ | |
13.5mm | ○ | ○ |
15.0mm | ○ |
・男性は13.5mm~15.0mm、女性は12.0mm~13.5mmがおすすめ
・実印>銀行印>認印と、実印よりも小さく、認印よりも大きいサイズで作る。
・名字が長い方は、無理にフルネームで作る必要はない。
・女性は名前のみで作成する方も増えている。
・夫婦の場合、サイズを分けておくと、互いの印鑑を間違えずに済む。
【法人用】
・一般的な法人銀行印は16.5mm~18.0mm
・企業名が長い場合は21.0mmで作成することもある。
・角印>法人実印>法人銀行印と、個人とはサイズの順番が違う。
・会社設立時に法人実印や角印との印鑑セットでの購入がおすすめ。
上記のポイントをおさえて、好みのサイズで銀行印を作成していきましょう!