画像:白檀の実印

白檀(びゃくだん)は気品ある香りが特徴の香木です。
サンダルウッドとも呼ばれるこの木材は実印の素材としても人気があります。

実印として人気の理由はその香り耐久性です。

このページでは白檀の特徴を知り、実印素材としての白檀について見ていきましょう。

白檀とは


画像:白檀とは

高貴で甘く芳醇な香りを放つ樹木として、仏教の世界で大切にされている香木の白檀(びゃくだん)。

実は印材としても、大人の女性に人気があることをご存じですか?

その上品な香りは、古来、多くの人を魅了してきました。心穏やかになれる癒しの香りとして、仏像や扇、線香などに使われてきたのです。

ここでは、さわやかで甘い香りのする、印材としての白檀について解説します!

白檀はどんな樹木?

白檀(びゃくだん)は、インドを原産国とする甘い芳醇な香りを放つ樹木のことで、香木として知られています。

夏場に女性が使っている扇子から、ふっとやさしい甘い香りがすることがありますが、そんな場合は白檀の扇子を使っていることが多いです。

また、仏教の世界では、仏像や数珠をはじめとする仏教儀式の道具に使われています。

白檀は、インドでは「サンダルウッド」といいます。
インドから仏教が中国へ伝播した際に、仏教とともにその仏教儀式の道具も一緒に伝わり、中国から仏教と白檀の仏教儀式の道具が日本へ伝わってきたといわれています。

インドでの「サンダルウッド」という名前は、中国で「老山白檀(ろうざんびゃくだん)」となり、日本に伝播されたときに「白檀(びゃくだん)」と呼ばれるようになったのです。

現在では、インドのマイソール産のサンダルウッドが最も高品質で高級品です。

サンダルウッドは、神秘的な甘い香りのする香木として世界中で求められています。

需要は高いため盗伐なども増え、現在ではインド政府によって伐採制限・輸出規制が入り、輸入が非常に難しい希少価値の高い香木となりました。

また、人工的に栽培することが難しい樹木であることもその希少性を高めています。

実印素材として使われている白檀も印材の中では高価なもので、年々高値になっています。


実印素材としての特徴


画像:白檀の実印素材としての特徴

実印の素材として白檀を用いた場合、どんな利点があるでしょうか?その素材としての特徴をみてみましょう。

白檀の最大の魅力・特徴は香りです。
印鑑ケースから実印を取り出した瞬間に漂う素材自体が持つ気品のある香りは、契約という重要な場面でふっと癒しを与えてくれることでしょう。

高貴な甘い香りを感じることで、その実印を持つ人のやさしい内面を表現することにつながるかもしれませんね。

白檀の特徴・魅力は香りだけではありません。
木材系の印材の中では耐久性の良い実印素材です。硬さがあり、緻密性も高いのが特徴です。

取り扱いの注意はありますが、実印として一生涯使ってゆける印鑑になることでしょうし、万が一実印を作り替えなくてはいけない時でも、彫り直しをすることができる素材です。

また、希少性の高さも魅力・特徴のひとつでしょう。多くの人が持っているわけではないということから、自分だけというステイタスを感じることができるはずです。

希少品である白檀の値段は年々上がっています。

もし実印を作る際、その素材に白檀を検討しているのであれば、これ以上値上がりする前に、早めに作成することを考えたほうがいいでしょう。

上品な香りが魅力


画像:白檀の印鑑は上品な香りが魅力

白檀の最大の魅力は「香り」です。
どんな香りかを文章で説明することはとても難しいことですが、あえて表現するのであれば「気品のある香り」です。

白檀が素材として使われているものの多くが、仏像や数珠などの仏具、香水、化粧品、扇子の骨などです。

お寺に行ったときに、やさしく、どこか懐かしい気持ちになるような香りが漂っていることがありませんか?

これは、お寺では白檀の香りのお線香を使用していることが多いため。

白檀の香りには鎮静作用があり、緊張やストレス状態にあるときに脳の働きを沈めてくれます。また、眠れないような興奮した状態の時も、心に癒しを与え、気持ちを落ち着かせてくれます。

アロマテラピーに白檀の香りのオイルを使うと、心の安定と免疫を強化して風邪の予防になると言われています。

実印に白檀を用いれば、契約などの緊張した場面で、心の安定をもたらし、契約の内容をじっくりと確認する余裕を持たせてくれるに違いありません。

白檀の豆知識

白檀はことわざにも出てくる樹木です。

「栴檀は双葉より芳し」ということわざがありますが、栴檀(せんだん)は白檀のことをさします。白檀は、まだ双葉の頃から強い香りを放ちます。そこから「優秀な人は幼いころからその才能の芽を出している」ということをいいます。

それほどその香りは、特筆すべきものなのです。


お手入れ・保管方法が重要


画像:白檀印鑑のお手入れと保管方法

そんな上品な香りのする白檀ですが、保管とお手入れには注意が必要です。

印鑑の保管方法

白檀は、高温多湿極度の乾燥直射日光には非常に弱いです。温度変化、湿度変化が激しい場所に長期間置きっぱなしにすると、気が付いたら割れていた、ということがあります。

個人の実印は、それほど頻繁に使用するものではありません。契約、賃貸物件の更新など、おそらく数年に1回、取り出す程度でしょう。

そのため保管状態が悪いと、いざ必要となったとき、よく見てみたら割れていた、緊急で作り直さなくてはいけなくなった、などということが起こりますので、日ごろからその保管方法には注意しなければなりません。

高温多湿の場所を避け、直射日光が当たる場所に置きっぱなしにすることは避け、また、保管する際には必ず印鑑専用のケースに入れて、温度変化が激しくないところで保管するようにしておくといいですね。

お手入れの仕方

白檀の印鑑は、こまめにお手入れすると、香りも素材自体も長持ちします。

朱肉は油分を含んでいます。白檀だけでなく、木材系の印材は、油分にはあまり強くありません。何度も押印していると、その分朱肉の油分を吸い込んでしまい、割れや欠けの原因となることがあります。

そのため、一度押印・捺印したら、必ず印面に残った朱肉をティッシュや柔らかい布で拭きるようにしましょう。ガーゼのような柔らかい布でマメにお手入れすると、白檀の美しい状態とやさしい甘い香りを持続させることができます。

ただし、お手入れを一所懸命にしたいからと言って、水で丸洗いすることは避けましょう。水分には大変に弱い印材です。


白檀実印の価格相場を調査


画像:白檀の実印の価格相場

それでは、白檀で実印を作った場合、どのくらいの予算がかかるのでしょうか。 その価格相場を、一般的な実印のサイズである男性16.5mm女性15mmで比較してみましょう。

※金額は税込みです。
通販サイト 女性 男性
15.0 mm 16.5 mm
ハンコヤドットコム 10,400円 11,500円
はんこプレミアム 7,580円 7,980円
ハンコマン 10,800円 11,800円
印鑑本舗 5,680円 6,280円
国士堂 12,160円 13,190円
平安堂 23,544円 30,024円
畑正 13,300円
平均価格相場 11,923円 13,462円
7つの印鑑通販サイトを比較した際の白檀の平均価格相場は、15mmの印鑑が11,923円、16.5mmの印鑑が13,462円でした。 やはり希少価値が高い分だけ、その相場価格もなかなかのものですね。

その価格には店舗によってかなり幅がありますが、素材自体だけでなく付加価値も料金として含まれています。

相場はあくまで目安として考えるといいかもしれません。
どのお店で作るかを検討するときには、白檀実印の平均価格相場だけを見るのではなく、その他のサービスも含めて総合的に判断するといいですね。

白檀の印鑑を持つことによって得られるステイタスは、その価格以上に価値があります。
女性らしさを実印で表現したい方には、特におすすめの印材です。


白檀印鑑がおすすめの人


画像:白檀の印鑑がおすすめの人

白檀の印鑑がおすすめの人は、どんな人でしょうか?

こんな女性におすすめ

高貴な香りがする分、女性が使うイメージが強いかもしれませんね。

女性としてやわらかさや品の良さを表現したいような方にはぴったり!おすすめの実印素材です。

さらに起業を考える女性で、その業態が美容やファッションなど、女性らしさに関わるようなお仕事を考えていらっしゃる方には、そのイメージと白檀の香りの美しさが重なり、品の良い1本になることでしょう。

こんな男性におすすめ

白檀の香りは、強いストレス状態や緊張を和らげることができます。強いストレスのかかるシーン、緊張状態が続く場面ではその香りがストレスを解消し、癒してくれるといわれています。

そのため白檀は、緊張感の続くお仕事の人におすすめしたいです。
女性向けの印鑑のイメージが強いですが、重要な契約、緊張感のある契約の多いお仕事を持つ男性にもおすすめできる実印素材です。

緊張感の高い契約で実印を取り出せば、ふっと癒やされ、冷静になって押印することができるでしょう。


いかがでしたでしょうか?
実印素材のひとつ、白檀について解説いたしました。

今後規制が厳しくなると、今以上に希少価値が上がってくるでしょう。
白檀で実印や銀行印・認印を作ることに興味がある方は、実印の作成ポイントについてもしっかりと確認して、ぜひ値段が上る前に作ってくださいね!


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